食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『気になる今の内閣』

2013年05月07日 19時01分00秒 | 日記

お茶の間向け番組は気楽な連中が作っているだろうか。アベノミクスで株が上がっ

た、為替が変わったなど囃し立てているが、今の内閣が具体的な手段を講じて結

果としてそうなっているのなら分かるが、番組の中身はチャラいのだ。

時にはすべてが順調なようなことを言い、裏側に潜む円安による庶民への影響は

ゼロかのような口調だった。流石に$が100円にもなると輸入品の高騰などと騒ぎ出

す。私はマスコミに対して語月蝿い注文をつけるが、本当は諦めていて

『お気楽に』観させて頂いている。株が上がったからといって直ぐには庶民の生活に

プラス面は出ないし、円安になれば輸出企業が儲かる一方、輸入企業は減益にな

ることくらい、民放の番組制作者でも分かるだろう。さて、景気は気だから、何でもい

いから回復基調になって欲しいのは偽らざることだから、本当に効果が出るのか否

か、分からないが3本の矢の行方を注視している。

新聞報道によると、3本目の矢は『関係者の利権争い』そのものに関わるものが多く、

結果として骨抜きとまではいかないにしても、切込み不足は否めなく、具体的な成果

を疑問視する意見もあった。今の内閣がやろうとしていることは、昨年政権党にあった

民主党でも出来たはずだ。文句をつけるばかりでなく、それが何故、出来なかったの

かよーく考え反省して欲しい。失われた20年の間に有効な手を打つことが出来なか

たのは自民党だから、その振り返りの結果で練られた政策が功を奏する結果となれ

ば、対策の遅れ過ぎの罪と相殺してチャラくらいの評価はできる。お茶の間番組はア

ベノミクスの影に隠れている『靖国』『改憲』の取り扱いは少ない。日本人は本当に腹を

立てない国民になってしまった。国に抗議をするとか、意見集会を持つとか、自分の

考えを行動に起こすことは、ほんの一部でしかになくなった。昔は学生運動、労働運

動、政治運動などに国民1人ひとりが関心を持っていたし、物事に対するバイタリテ

ィーがあった。豊かさが日本人から考えることや、もっと大きな希望や夢を持つことなど

を奪ってしまったのだろうか。靖国問題にしても閣僚たちが参拝すれば韓国、中国の

反応は分かり過ぎるほど分かっているはずだ。ならば、やりようがあるはずだ、過去に

何度も経験しているのだから。なのにガキの喧嘩じゃあるまいし内閣総理大臣が『おど

しに屈しない』などと口にする体を見るに、情けないと思う人が何人いるのだろうか。

大人には大人の対応が出来るはずだ。

やはり総理もボンボン育ちだから、こうなるのかなーと思った。ボンボンは自分の調子が

いい時は強気で上から目線で粋がるが、不調になると滅法ヘナチョコになってしまう。後

者は前回総理の時そうだったから証明済み、今回は内閣支持率もいいし順調にいって

いるから強気一方だ。こんなので、本当に韓国や中国から信頼される日本の総理大臣

なれるのだろうか。その前に相手にして貰えるのだろうか。

お茶の間でチャラい番組を観ている内に日本は四面楚歌になっているのかもしれない

ど危ない話だ。因みに、私は支持政党なし。


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