連休の狭間、朝方は少し曇りくらいだったから元気を出して畑を起こしてしまおう、
とその準備にかかる。畑一面に撒くもみ殻、牛の堆肥を運び、耕運機を準備、馬
力アップでいくぞー。と始めたのはいいが肝心の耕運機がご機嫌ななめ、ガス欠
のようになり馬力が出ないし、たまにエンストをしてしまう。
昨秋頃から少し様子がおかしかったのに放置していたから、そのツケがきたのだ。
これから畑を起こすのに、何としてでも回復させねば。工具を取りに行きプラグの
掃除異常なし、キャブのフィルター異常なし、ガソリンが古くなっているかもと新し
いものを追加、諸手を尽くすも効果なし。
出来るところまでやってみようと気を取り直す。キャブレターが目に入りすぐ下にあ
るガソリン供給用のレバーが真下になっていないことに気付く。
馬鹿みたい。ガソリンの供給が絞られていただけの大チョンボ。こんな所はオン、オ
フしないから盲点になっていた。本当は使用後にオフにしておくべきなのに横着を
してオフにしたことがないから、何かの加減でオフに近い状態になっても調べること
もなかったのだ。
粗方、耕したら昼になり昼食タイム。休みもそこそこ畑に出掛けると今度は雨が降り
出した。最近の嫌いな言葉『半端なく・・』折角の畑仕事でやっと乗りかけてきたのに
再び挫折。気温は下がり5月というのに外でごそごそしているだけでも寒気を催し、本
日のアウトワークは終了し炬燵に一目散。温もりを頂きやっと落ち着きを取り戻した次第。
冬眠から目覚めた爬虫類のように寒がっていた。