いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

クロアゲハの産卵

2021-09-23 20:46:45 | アゲハチョウ

今日は2カ所のお墓参りに行って来ました。

コロナ禍でどこにもお出かけらしいお出かけをしていないので、

お墓参りが久々のお出かけドライブになりました。

県北はもう~秋の気配が濃くなっていて、

田んぼの稲穂は黄色く色付いて、畦の彼岸花は、

そろそろ終盤を迎えようとしていました。

でも、道の駅と途中で車を止めた場所では、

彼岸花の写真を撮ったり、田園風景の中を走る電車も撮れたりと、

お墓参りのオマケも楽しめた一日でした。



狭い庭の2つのユズの木の鉢植えに、

今年もクロアゲハが度々やって来ています。

ナミアゲハも来るには来るけど、

断然、クロアゲハの方がよく来てるような。



確か、どこかで読んだ記憶があるんだけど、

クロアゲハは、ちょっと薄暗い場所が好きなんだとか。

それでかな?日がよく当たる場所にあるユズの木より、

此処の日陰っぽい所の鉢植えによく来るような。。。



居間でテレビを見て居ると、

「あ~来たわ~」って、見えるので、

急いでカメラを取りに行って・・・



でも、来たからと言っても、

毎回上手く撮れることはなくて、

ヒラヒラ飛んでいる姿を追いかけられずに、

「あぁ~今日も逃げられた~~」ってことが殆どです。



ユズの木にナミアゲハ、クロアゲハ、ナガサキアゲハ等がやって来るのは、

生みつけた卵が孵化して幼虫になった時の

幼虫の食草がユズの葉っぱ(柑橘系の葉っぱ)だからなんですよね。

ただ、アゲハチョウの仲間がみんな柑橘系の葉っぱに卵を産むわけではなくて、

キアゲはセリ科の植物やニンジン、みつば、パセリなど。

ジャコウアゲハはウマノスズクサ科が多いとか、

アオスジアゲハはクスノキ科、モクレン科と言われているんですよね。



狭い庭の植木の間をあっちに行ったり、

こっちに来たりを繰り返している内に、

ついに止まりましたね~。

これは卵を産み付けようとしてますね~。



僅かに翅の開き方が、☝☝上の写真とは違っています。

連写で撮っているので、ほんの一瞬の動きですけど。



1度の産卵で50個から200個もの卵を産むとかって!

え~~そんなに!?沢山産むのかな?

まぁ~個体差があるようですけどね。

今まで、何個くらい産むのか考えたことが無かったので、

その数の多さに



そんなに沢山の卵を産み付けても、

無事に孵化して幼虫になる数、

小さな鳥のフンの様な幼虫から5齢幼虫にまでなれる数、

そして、サナギになって、成虫になれる数となると・・・



本当に、本当に幸運なごく僅かな数なんだろうと、

想像出来ます。

アリや蜂やクモ等など、天敵がたくさんいます。

誰も守ってくれない、自分の身を自分で守るしかない、

飛ぶことも素早く動くことも出来ない幼虫やサナギたち。

ここにも自然界の厳しい生存競争があります。



お母さんクロアゲハは、卵を産み付けると、

その場をあ~と言う間に去って行きました。




コメント欄を閉じさせて頂いています。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お月見団子とプレゼントとそ... | トップ | 列車と彼岸花と »
最新の画像もっと見る

アゲハチョウ」カテゴリの最新記事