今日は久しぶりに晴れて、気温も３０℃くらいに上がったみたい。
梅雨の真っ最中なので、少し蒸し暑さの感じられる一日だった。
すでに、シジュウカラの雛ちゃんが巣立ってから一週間以上になるのですが、
それまでに撮った写真が沢山あるので、似たような餌運びの写真ですけど、
私的には滅多に撮れない写真ということで・・・今しばらくお付き合い頂けたらと。
（例によって、エサは幼虫ですので、幼虫がダメダメな方ごめんなさいね
）
雛ちゃんのいる巣に入る前、近くのニセアカシアの枝に止まって、
安全確認をしてから車庫の屋根に飛んで来て、そこで又、ちょっと様子を見てから
雛ちゃんの元へと入っていくのです。
私が居ることに気が付いているのか？居ないのか？
でも、このエサを食べさせなくては・・・と、チャンスをうかがってて、
物の見事に、素早く巣穴に入り込むこと。なので、その瞬間をとらえることが出来ません。
ここは車庫の裏手にある小ぶりのドングリの木の枝、
ここから車庫の屋根に上がるまで、側近くでず～っと鳴き続けるシジュウカラがいた。
餌を咥えて居ない、もう一羽のシジュウカラが鳴いていたようだったけど。
危険がないか？見張りをしていたのだろうか？
全く同じ幼虫を咥えている様に見えるのですが、全部の写真が同じ時間に撮った物ではないので、
何回かに分けて、同じ幼虫を捕まえて運んで来ていたのです。
写真を撮っている時には、どんな物を咥えているか？までは、見分けられず、
パソコンに取り込んみて、初めて確認することになるわけです。
雛ちゃんを育てる期間は、大体１４日からもう少しかかるのかと思うのですが、
その間、段々と成長するに従って食べるエサの量も増えるだろうに・・・
そうなると、おのずと親鳥はエサを運ぶ回数を増やしていかなくてはならないわけで、
来る日も来る日も、１日にどれだけの幼虫を見つけ捕まえ運ぶことか・・・
思えば、近頃テレビでよく見聞きする、幼い子供に食事を与えず、自分の身勝手な行動で、
大切なはずの我が子を死に至らしめる事件があるけれど、
仮に、どんな事情があるにせよ、子供の命を守る手だてを尽さず放棄する親とは、
動物の親以下と言うしかない気がする。
それにしても、寒すぎもせず暑すぎもしない、幼虫の多い季節を選んで子育てをするって、
厳しい自然の中で生きて、子孫を残さなければならない小鳥たちのDNAには
そうしたことも、きっちり刷り込まれているのか・・と。
名前の由来はいったいどこからなんでしょうね？
現代でもいろんな説はあると思うのですが、あの
松尾芭蕉さんだったらきっと真相を知っていらした
のに違いありません。
もしタイムマシーンがあればその事を直接彼から
聞きだせるかも知れないのですが・・・
これだけたくさんの傑作写真を撮るのには相当の
時間をかけながらじっと待機されていらっしゃ
ったんじゃないかなと思います。
そのazamiさんの忍耐力には脱帽です！
シジュウカラの名前の由来、昔から幾つか説があるようですね。
地鳴きの声からでは？とか、
群れている（四十）、雀と書いて昔は小鳥の意味だったので四十雀になったとか。
どれが正しいとも言えないらしいですね。
私は沢山群れていることを数字の４０で表して、シジュウカラはスズメ目の小鳥なので、
四十雀なんじゃない！？と、なんとな～く思ってたんですけどね。（笑）
う～ん、松尾芭蕉さんが真相を知っていたなら、書き残して置いてくれたらよかったのに・・・。
今日も明日もって具合に張り番は出来ないのですが、
たまたま特に何も用事が無い日に、親鳥やって来ている時に遭遇すると、
この時とばかりに、そこそこ長い時間撮ったりしました。
そうですね～、普段は「辛抱強く」と言うのが凄く苦手なんですけど、
その私にしては、もう少し！もう少し！と粘った方だと思います。
何しろ、滅多に無いチャンスだったので。