いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ヤマツツジの帰り花と透かし葉

2019-11-28 22:21:48 | 

昨日はヒートテックの下着+ポリエステルのブラウス+ウールのセーターの重ね着で、

町まで出かけてきたら、帰りの車の中で汗ばむ程の暖かさだったのに、

今日は朝の気温は6℃であまり寒くなかった割に、

午後からの気温は昨日みたいに上がらなくて、(昨日の最高気温18℃)

何だかスコスコして寒い一日になりました。明日の最低気温3℃ですってよ。

風邪も治り切らず、これからの冷え込みがちょっと辛いなぁ~と身構えています。



さて、そんな寒さがやってくる前に、

ヤマツツジの花が季節を間違えて咲いています。

私は今まで狂い咲きとか言ってましたけど、

11月の小春日和に春の花が咲くのを帰り花と言うんですね~。

時々お邪魔させて頂いてるブログの方の所で初めて知った言葉です。

俳句の季語でもあって、花の名前を頭に付けず「帰り花」とだけ言う時は、

季節外れに咲いた桜の花のことなんですって。



「帰り花」以外にも「返り花」「忘れ花」「2度咲き」など、

いろんな呼び方があるんですね~。

せっかく知った言葉なので、これからは「帰り花」とか「忘れ花」って

綺麗で優しいげな呼び方にしようと思います。



畑の側に勝手に生えて来たまだ小さいアジサイの株に、

こんなアミアミになった花びらを見つけました。

正確には花びらでは無くてガクと呼ぶ部分ですけど。



木の葉っぱで言うなら葉脈と言うんでしょうけど、

花びらのこんな風になったのも、葉脈と言って良いのかなぁ~?



葉脈が残った枯れ葉のことを透かし葉と呼ぶそうです。

綺麗に葉脈が残ったものを押し花として使うらしいですよ。

青い葉っぱや紅葉の葉っぱの美しさとも違う、繊細な葉脈も綺麗ですよね。



花が付き始めた頃からず~っとこの細かな葉脈(?)を通って、

水分や養分が運ばれていたと思うと命の営みの不思議を感じます。

アジサイは花が終わったら早くに切り込んでしまうので、

普段ならこんな風な花びらを見ることが無いのですが、

今年はたまたまここの株だけ切り込むのを忘れていた為に、

こうして珍しい初冬のアジサイの葉脈を見ることが出来ました。




コメント
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