わが家のキムチ鍋は、キムチ抜きのキムチ鍋である。
というのは、鍋で水炊きをしておいて、各自が器によそってからキムチの素をかけて食べる方式。
これがわが家の定番。
母が新商品のキムチ鍋の素を買ってきた。
作り方には、スープを作って材料を投入し、煮るようにと書いてある。
しかし、弟は我が家流で食べたいという。
仕方ないので、最初に大鍋で水炊きにした。そして私の分だけ大鍋から小鍋にとりわけ、キムチ鍋の素をいれぐつぐつ煮た。
豚ブロック、タラが入ったキムチ鍋はとっても美味しかった。
弟はいつもどおりの食べ方で新商品のキムチ鍋の素をかけた。
しかし、「これと違っていつものキムチの素を出して」と私に指示してくる。
「僕は定番がええ。けったいな物はいらん」
このあたりが、亡き父と似ている。
さらに「おばあさんのは、最初からは昆布は入っとらん」とな。
弟とは言えわが家の家長をご機嫌さんにするには、母の料理を真似なくてはならないようだ。
つまらん。
というのは、鍋で水炊きをしておいて、各自が器によそってからキムチの素をかけて食べる方式。
これがわが家の定番。
母が新商品のキムチ鍋の素を買ってきた。
作り方には、スープを作って材料を投入し、煮るようにと書いてある。
しかし、弟は我が家流で食べたいという。
仕方ないので、最初に大鍋で水炊きにした。そして私の分だけ大鍋から小鍋にとりわけ、キムチ鍋の素をいれぐつぐつ煮た。
豚ブロック、タラが入ったキムチ鍋はとっても美味しかった。
弟はいつもどおりの食べ方で新商品のキムチ鍋の素をかけた。
しかし、「これと違っていつものキムチの素を出して」と私に指示してくる。
「僕は定番がええ。けったいな物はいらん」
このあたりが、亡き父と似ている。
さらに「おばあさんのは、最初からは昆布は入っとらん」とな。
弟とは言えわが家の家長をご機嫌さんにするには、母の料理を真似なくてはならないようだ。
つまらん。