群青学舎 4巻

大好きな作家さん、入江亜季さんの漫画、群青学舎の4巻目、ちなみにこれが最終巻。
ううむ、残念です。

まぁ、コミックビームで連載しているときから読んでいたのですが、
それでも単行本にようやっとなったので、かってきました。

いつもどおりの短編集というか、1話完結形式ですが、
緩やかとつながっていたりで、今回の話だと、
「七色～」シリーズの真ん中、「七色ファミリア」がいい感じの家族愛とか。
それの次「七色トゥモロー」では、最後のお母さんが素敵だったり。
「橋の向こう側」は何とはなしに大人な雰囲気だったり。
後は前々から続いているピンクチョコレートシリーズでは完結ということで、
何気に都さんのすごいところが発動したり。

そして一番最後の話、「本日はお日柄も良く」では、
群青学舎のタイトルの〆にふさわしい卒業を扱った話。
元気な不良娘どもが先生から卒業する話は、あぁ、終わってしまうんだなぁ、
という感じがしながらも有終の美を飾る的な素敵な話でした。
素敵素敵。

そして最後に今までの全キャラ登場の書き下ろし。
駄目な大学の同級生4人のその後とか、待宵姫などなど。
懐かしいキャラたちを見れてまた幸せでした。

そんなこんな、素敵な本でした。

あとは宣伝のチラシがはいっていて、入江さんはやはり群青学舎の後は、
フェローズで新連載をしているのだとか。
ううむ、エマの森薫さんもフェローズで描いているし、見たいなぁ、フェローズ。
買うべきか、ううむ……。