旧(アイマスな)駄目人間の溜り場

(アイマスにはまってる)駄目人間の駄目な毎日。の跡地。

ニューロマンサー

2009-03-13 17:27:10 | 
超有名所のSF小説。
有名ですごいということは知っていたのですが、他の古典とかと同じで、
ちゃんと読んだ事がなく、古本屋で転がっていたので確保して読んでみました。

えー、感想なのですが、凄く疲れました。
難しい、とにかく難しい。
荒廃した未来、いわゆるサイバーパンクってやつですか?
それを舞台に、コンピューター・カウボーイいわゆるハッカー的なそれの主人公、ケイスが、
自分の事故の後遺症を治すことにつられて、気がつけば大きなヤマに巻き込まれて……。
というお話なんですが。

何が難しいかというと、攻殻機動隊の世界観と話をすべて文章化して読む感じ、
といえばわかるかと思います。
その位のSFな情報量をすべて文章で読むような。
とにかく文章量と特有の単語や世界観が凄まじいのなんのって。
積み込まれている情報量が凄すぎて、読み解いていくのが難しいというか。

調べてみると、攻殻機動隊やAKIRAにも大きな影響を与えた作品なのだとか。
言われてみて、凄く納得できるというか。
そのあたり念頭においてもう一度読んでみたい、と思ったり。
というか、一回でちゃんとわかった自信がありません。

とにかく、この作品が出た時期、与えた影響、そして世界観とかを考えると、
やはりなるほど、名作といわれるにふさわしいものなのだな、と思った次第。
難しかったけど、やはり凄い。
そんなこんな本でした。