昨日の仕事の 帰り道
やっとのぞいた 晴れ間を見上げて
久しぶりに 空を見上げたなぁ～なんて
苦笑いしてしまいました
どんだけ うつむき加減だったんだろワタシ
ふと信号待ちで 道行くヒトを 眺めていたら
前方に はたまた 右から 左から
シアワセそうな恋人同士が
季節を楽しむテンポで それぞれ歩いていて
二人の手は どれも しっかり繋がれていたのでした
「チェッ」が 4割 「ワンダフォー！」が 6割といった トコロでしょうか
この街には 愛が溢れているんだなぁ～
あんなふうに 大切なヒトと 手をつなぎ
同じ歩幅で 闊歩したのは いつが最後だったかしら～
なんて メランコリックなキモチになっていたら
イイタイミングで 大切な友人から
手紙や メールを もらい
それぞれが 頑張っている様子や
抱えているモノが 見えてきて
そんな近況を 報告しあうヒトがいることが
まるで 大切なヒトと 手を繋いだみたいで
温かく 泣けるほどでした
心配をかけようと 落ち込む訳じゃないけれど
誰かの手のひらで 掬ってもらって
ココロを救ってもらってる そんな日々
最近 読んでいる まどみちおさんの詩
「からだ」
からだは カラだと
じぶんで いってくれている
そのすなおさ かなしさ
にほんごの すばらしさ
みえては いても
なかみは みえないこころだ
オレは みえないシッポまいて
たずねあるくしかない
みえないガスたちも ひきつれ
あさから ばんまで
まいにち まいにち
こころちゃんの ゆくえを・・・
これしかない やさしいおもたあい
すっからかんを
だきかかえながらに
なきじゃくりながらに
ほんとうに この街には この星には
愛が溢れている だから からだは
殻で覆われるコトは あっても
空なままでは 終わらない
少しずつ 少しずつ
満たされる
きっと
充たされていく
