させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

巣ごもり

2016-11-15 08:41:06 | 日々のこと


玄関先



ハナミズキ



桜の木



落葉して

ふと

気がついたのだが

なんの鳥かな

巣を作っていた





よくよく見ると

白い荷結び紐なども

用いて

なかなか

頑強なつくり



なっている



耳を澄ましても

愛らしい鳴き声は

聴こえてこない


越冬地へ

飛び立ったのか

はたまた

もっと

安全で

心地よい住処を

見つけたのか・・・



中に

卵が

残っているか

気になるトコロだけれど

かなり

高い場所に

在るので

簡単には

確認できないようだ


自然界は

ほんと

上手く出来ているので

ワタシの心配なんて

必要としていないだろうけれど

鳥が苦手なクセに

しばしの住処に

我が家を

選んでくれた

巡り合いが

何処か嬉しくて


つい

玄関を出ると

木々を見上げる習慣が

出来てしまった


寒さ



疲労感から

つい

巣ごもりしがちな

ワタクシ



昨今

もっぱらの愉しみ

でも

ある

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不自由なのに自由 自由なのに不自由

2016-11-15 08:04:39 | 日々のこと


見憶えのある

電話ボックス



まだ

在ったんだね



携帯電話が

無い時代



何度となく

お世話になりました



忙しいヒトだったから

なかなか

つかまらなかった

けれど

そのヒトの家に

このコール音が

響いている


そう想うだけで

シアワセ

だったっけ


誰かを愛する

って

不自由なのね



そう

想いながらも

何処か

ひとりの時間も

きちんと愛せた



不自由

故の

自由が

沢山あった

あの頃



最近じゃ

ドラえもんのセカイ

にしか

なかった

テレビ通話さえ

無料で

し合える

なんとも

便利で

自由な

時代に

なった



その分

繋がらない時

返信が遅い時

には

不安や不満を

抱くコトも

正直なトコロ

在ったりする



向き合うのが前提。




そんな

括りが

時に嬉しく

時に息苦しく



自由さ

故の

不自由さが

うらめしくもある



冒頭の

電話ボックス



だれかに

掛けてみようかと

想い立ったけれど

空で番号を

憶えているヒト

なんて

居ないコトに

気付いて

苦笑い



そもそも

電話が苦手なクセに

挫けずに

受話器を

握りしめていたのは

淋しかったから

じゃなくて

繋がりたかったから

だったんだね




余計なコトも

考えずに済んでいた

幼い恋



それで

シアワセだった

あの頃から

どれくらい

成長するコトが

出来たのだろう



どれくらい

たしかな

繋がりを

築けて

きたのだろう

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