「ビフォアサンセット」
前作
「ビフォア サンライズ」
から
9年の月日が
経った
オトコは
あの濃密な時間を
きっかけに
成功を
成し遂げる
虚しさを
内に秘めながら
オンナは
あの濃密な時間から
抜け出せずに
何処か
別の生き物みたいに
足掻いていた
でも
不思議な
達成感に
いつも
包まれて
もしも。
それが
叶うなら・・
誰もが
過る
その感覚
でも
どんな
絵空事よりも
この
現実は
残酷ながらも
美しいのだ
物語の
はじまり
も
終焉
も
胸締め付けられながらも
他人事のように
抗えず
受け容れ
また
見送るしか
ないのだ
いくつの
夕暮れに
ヒトは
憂い
時に
慰められて
いくのだろう
いくつの
夕暮れが
ワタシたちの
靄や
嘆きを
連れ去って
くれる
だろう