六月の
陽射し
とか
湿り気
とか
半袖の
心地よさ
とか
気恥ずかしさ
とか
鈍っていた
感覚が
研ぎ澄まされていく
夏の入口
素晴らしい
絵画に
触れ
素晴らしい
音楽に
酔いしれ
ココロが
スイングする
ココロが
浮き足立つ
こんなに
ステキな季節を
迎えられる
とは
こんなに
オトナになるコトを
喜ばしく
思うとは
いまなら
悲しみも
愛せる覚悟は
あるけれど
でも
いまは
いかに
微笑みに
変えられるかを
手探りでも
見つけて
いこう
いがみ合う
時間も
もったいない
こんなに
短くも
美しい
季節
なのだから
～すべての悲しみに
さよならするために～ ＫＡＮ～
いつから君は
どんなふうに僕を
痛むほどに
好きになっていたの？
君の真ん中に 今
僕がいることを
確かめるように
君の名を呼ぶ
優しさの意味
間違えぬように
君の隙間を
埋めていこう
君が笑うとき
君が悲しむとき
その全てを受け止めてたい
もしも この思いが
君に届いているのなら
今すぐここに来て
いつでもそばにいて
そして 壊れるほど
君のこと 抱きしめてたい
全ての悲しみに
さよならするために
