磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

鹿児島大学理学部防災訓練

2012年11月28日 18時15分49秒 | 研究
昨日は北海道の悪天候の影響で、羽田発飛行機の出発が1時間も遅れて、
結局家に着いたのは11時になっていた。
遠かった。
今朝から、論文紹介ゼミや研究科長選挙があり、今月末締切の書類提出や、学生係とのやり取り、
学生との研究打合せなどなど。
午後からやっと申請書を書きかけたら、非常ベルが鳴りだしました。
あー。今日は防災訓練。
みんなで避難しました。
その後、消火訓練。


ESR専門の先生が張り切って消火訓練に当たっていました。

そうこうしているうちち、夕方から全学の会議。
会議終了後、法文学部の先生が私のところに来て、
「K-lab先生忘年会しましょうよ」お誘い。
ウェルカムです。

今年のK-Lab忘年会は来週ありますが、私、人生初めての
アルコール無し、食べ放題忘年会となりました。
アルコール無しで、今年の嫌なことを忘れることができるが心配ですが
トライしてみます。

K-Labは鹿児島で磁気物理学を研究する学生を募集しています。


東京大学物性研究所実験2日目

2012年11月27日 16時45分50秒 | 研究
東京大学物性研究所は東大柏キャンパスにある。
そこには、柏ロッジという宿舎があり、昨夜はそこに泊まった。
なかなかいい宿舎です。昨夜は12時過ぎまで学生につきあって
先に帰ったが、学生らの実験は続けられていた。
今朝早く、アメリカ合衆国タラハシーの強磁場研究所NHMFLの共同研究者より
来春のマグネットタイムの申し込みがコンプリートされていない、とのメールが来ていた。
急いで、NHMFLのホームページから希望マグネットとマグネットタイム期間を登録した。
プロポーザルを出して、PI(プリンシパル インベスティゲータ)を書いて課題を申請。
申請書書き方には、前回の成果、研究履歴、希望マグネット、希望実験期間など書くことは分かっていたが
どこから進めばいいか、なかなか探しきれなかった。
今日分かった。
課題を申請して、そのあと実験のところをクリックしないと行けないようだ。
実験のサイトに行き、希望マグネット、その理由、前回の成果を登録、
実験条件、試料情報、借りたい機器、持ち込み機器、など書き込み、
希望実験期間を、要望、可能、不可能の順で記入。
結局2時間近くかかった。部屋を出てくださいとドアの向こうからお姉さんの声。
「登録したよ」とタラハシーの研究者にメール。
すぐに「サブミット」ボタンを押したか?とメールが返ってくる。

どこだどこだ「サブミット」ボタンは?とweb上を探しまわる。

これかな?
確認のサイトに行き、全内容を確認して「サブミット」を押して、
完了。
私の課題のステイタスが「ナウ」から「サブミッテード」になっていて、
すぐさま登録完了のメールがNHMFLから2通来た。
1通が課題登録済。もう1通がマグネット期間要求済。
結局お昼までかかった。

明後日木曜日が「課題審査会」のようで、なんとかそれまでに間に合った形。セーフ。
うまく行けば、来春3月に世界最高定常強磁場45テスラでの実験。

ところで、学生の実験は「ハッピーターン」には行かなかった模様。
かなり磁気が弱く、圧力セルのバックグラウンドに隠れている。
それを、いろいろ調べ、磁化の信号領域を見つけるが、実験時間は限りがある。
学生に信号の見つけ方を指示し、国立がんセンターへ向かい3時の羽田行きバスに乗り込む。

そんで、今、羽田空港のラウンジにいます。

サイエンスクラブ2年生Yさんのレポート関係メールでほっとしています。
明日は重要な会議等が朝から続きます。それで先に帰ります。
別の申請関係の締切も迫っており、
週末の九大との合同研究発表会の準備、
応用物理学会九州支部会の準備もできていないし、

このブログは完全に現実逃避。

これから鹿児島に帰ります。

K-Labは鹿児島で磁気科学を研究する学生と学振ポスドクを募集しています。


今日から東京大学物性研究所で実験!めざせ、ハッピーりターン!

2012年11月26日 20時37分42秒 | 研究
今日から東京大学物性研究所で実験です。
朝、6時ごろのバスに乗り、鹿児島空港へ。
セキュリティチェックを通れば、上の写真がど~んとありました。
ツーショットしたかったのですが、人が多いので我慢して搭乗口に向かいました。
実物大写真でした。「本物」であればもっとよかったのですが。。。。


午後東大物性研につきました。
今回は、M2のO君、M1のD君、B4のM君と私です。

こんな感じで高圧下磁化測定をしています。
夕ご飯はこんな感じです。

もう、暗くなっていました。


今回の実験で前半は
狭いバンドギャップをもつ弱磁性体の高圧下磁化測定。
磁石の強さが非常に弱く難しい。シグナルを探し出すのに時間がかかった。
今夜から試料を圧力セルに入れる。
後半は一次相転移磁性体の圧力下緩和測定をする予定です。
今夜からほぼ徹夜の連続になると思うので、お菓子を差し入れました。

いいデータが得られますように--->「キット勝っと!」
実験が全て成功してハッピーに鹿児島に戻れますように--->「ハッピーりターン」


K-Labは鹿児島県「本物。」の磁気物理学を研究する学生と学振日本人ポスドクを募集しています。


今日も実験

2012年11月24日 21時23分24秒 | 研究
今日は小春日和の鹿児島です。
甲突川河川敷では秋桜(たぶん)がさいていました。

鹿児島大学K-Labでは学生が磁化測定装置の調整実験をしていました。
卒論生N君が大学院生M君の指導を受けて、
引き抜き型磁化測定装置を8T無冷媒超伝導マグネットに取り付け
Niの磁化測定でピックアップコイルの校正をしていました。
研究室では学部2年生がサイエンスクラブの結果をまとめていました。
なかなか面白い結果になってきました。
大学院修士1年生D君と来年鹿大院に進学する予定の4年生M君が
来春の物理学会(広島大学)で登壇の登録をしていました。
11月27日月曜日から東大物性研に行き高圧下磁化測定をします。
11月30日は九大理物W先生の研究室と合同発表会して、
12月1日は佐賀大学で応用物理学会九州支部会に参加します。
その間に、共同利用の申し込み締切や、金属学会締切や、
年末まで予定がぎっしりで、毎日が自転車操業ってかんじです。

K-Labは鹿児島大学で磁気物理学を研究する学生と学振ポスドクを求めます。

今年も、ボジョレーヌーボー

2012年11月23日 18時11分56秒 | 研究
AO入試も終わり、
来週の応用物理学会九州支部会の発表練習や
サイエンスインカレの応募もK-Lab2年生2名が2課題出したとのことで、
一段落つき、
鹿児島大学理学部物理科学科「安いワインの会2012-ボジョレーヌーボー」を開きました。
ワインはペットボトルトップバリュー、近くのお惣菜屋さんから
ハムなど買ってきて、学生らと軽く味わい、いろいろ夜の物理を語らい合いました。



今日学生に聞くと、30名規模の忘年会を企画するとのこと。
楽しみです。

K-Labは鹿児島大学理学部物理科学科で磁気物理学を研究する学生と、
学振ポスドクを募集しています。