磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

フランス国立科学研究センターCNRSブーニョン教授が来ました。

2012年11月10日 06時50分00秒 | 研究
今週は、フランス国立科学研究センターCNRSブーニョン教授(フーリエ大学前副学長)と
つくば物質材料研究機構(NIMS)の廣田先生が鹿児島大学K-Labに
共同研究と学生国際交流の打ち合わせにきました。
東北大学ー東京大学ー京都大学ー大阪大学ときて、鹿児島大学のK-Labに来てくれました。

7日:鹿児島大学理学部物理科学科K-Labの概要説明。K-LabとCNRS、NIMSとの
最先端研究の紹介と共同研究の打合せを行いました。
お昼は、鹿児島大学近くのアミュプラザの黒豚しゃぶしゃぶ店に場所を移し、
ランチミーティング。


その後、私は、学内会議があるので一旦大学に戻りましたが、
夜は、マグロと焼酎を味わいながら、ディナーミーティング。
私の英語も焼酎のせいで滑らかに?
共同研究内容や学生指導、学生の国際交換交流などについて話し合いました。
気がつけば、焼酎のボトルが空いていました。

8日:私とブーニョン教授と廣田先生とで、理工学研究科長を表敬訪問し、
鹿児島大学理工学研究科とフーリエ大学との部局間交流に関する
可能性について話し合いました。その後、
両先生方に学生向けの磁気科学に関する講義と最新研究成果を紹介してもらいました。


さらにその後、K-Labの2年生と3年生の学生が彼等のサイエンスクラブの成果を
ブーニョン先生に紹介して、ブーニョン先生はとても感激していました。
学生も磁気科学の英語教科書に名のなる先生らと直接話せて感激していました。
皆、フランスの研究所に行って先生と研究したいと言っていました。

昼食を大学生協カフェテリアでとり、鹿児島大学本部の国際交流課で事務方等と
交換交流の事務的打合せ。さらに、
フランス人学生(研究者)を受け入れるゲストハウスを見学しました。
すでに時刻は午後3時を過ぎ、5時のフライトに間に合うかぎりぎりとなっていましたが、
大変満足して帰っていきました。

先生方は大変充実した鹿児島大学訪問と言っていました。
特に、充実した研究設備のK-Labと積極性のあるサイエンスクラブ1-3年生に
感激していました。
私も充実して楽しかったです。

研究室の学生も刺激を受けたようです。
K-Labには世界的に著名な外国人研究者が毎年のように来ます。
鹿児島というローカルな場所にありますが、世界はすぐ近くにあります。

K-Labは鹿児島大学で磁気科学を研究する学生を募集しています。