磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

今日の研究室2015年9月30日

2015年09月30日 19時56分43秒 | 研究
今日、午後から月に1度の研究室ミーティング。
10月から研究室に仮配属される3年生4名も参加して大所帯になっていました。
10月の予定と研究進捗状況説明、研究プランなどを議論しました。
3ヶ月のアメリカでの英語研修と現地企業でのインターンシップを終えた
大学院生が無事帰ってきました。
学生部屋にあったアメリカ土産です。

その後、いつものように理学部1号館玄関で記念撮影。

研究室に仮配属された3年生の1名が自己紹介のときに研究室に来た理由を
「高校のオープンキャンパスの時に先生の説明に興味を持って、その後インターネットで調べて、おもしろそうだったから来た」
とのこと。ちょいと照れてしまいました。

明日から後期の授業が始まります。
理学部前では北辰通りのワシントンヤシの剪定が行われていました。



K-Labは磁気科学を研究する学生を募集しています。

今日の研究室2015年9月28日

2015年09月28日 19時25分52秒 | 研究
今日4年生が居室に来て、新たな実験装置について質問に来ました。
新たな実験装置はこれだ~。

卒業研究テーマとは異なる
1年生から放課後しているサイエンスクラブ研究の続き。
議論の結果、うまくいく可能性が見出されました。
強磁場はマグネットの円筒の中で行うので、光が欲しいところ。
昨日のアドバイスで、学生が100円ショップに行き、
USBで使うLED照明を買ってきて、
磁石にくっつく部材をはがし、
磁場中照明器にしました。

それから、研究室の大学院生M1の2名が
日本鉄鋼協会の学生鉄鋼セミナーに参加します。
一人は製銑/製鋼コース、
もう一人は材料コースで研修する予定です。
製銑/製鋼コースに参加する学生は、
修士論文概要などレポート作成をしていました。
鉄鋼協会のホームページによると、
材料系を専攻とする学生と企業の若手研究者・技術者が一堂に集い、受講生による研究課題の紹介および討議を通じて、大学での研究に取り組む意欲の向上、研究の効果的な推進、専門性の育成とレベルアップを図ることを目指しています。
◆内容:
・講義(大学、企業講師)
・受講生による研究発表と企業参加者からのコメントおよび討議
・企業の若手技術者との交流
・工場見学
◆スケジュール:
第1日 午後集合、オリエンテーション
第2日 講義、研究発表、討議、懇親会
第3日 工場見学、午後解散
とのことです。
去年参加した学生も参加して良かったとのこと。
今年のM1も他大学の学生や企業の研究者技術者、大学の先生と密に交流して、
広い知見を得てくれることを期待しています。

なお、去年参加した学生は来年の春から新日鐵住金に行くようです。

先週のK-Lab9/24-26

2015年09月27日 23時24分16秒 | 研究
先週はシルバーウィーク明けから全開で進めてきた感じです。
9/25-27日に京都で行われる国際会議へについて、
英語のアブストラクトやポスターの添削や指導などに取りかかり、9/24木曜日に完成しました。
会議名:International Workshop on Itinerant-Electron Magnetism
Committeeはこんなメンバーです。
研究室からは
修士1年の大学院生が参加してくれました。
彼から送られてきた写真を紹介します。
9/25日金曜日:京都タワー

会議場とのこと。


有名な先生や他大学の学生らと缶詰状態で濃厚に議論していたようです。


研究室の学生のポスターです。

研究だけでなく、人生の上でも大変いい経験になったと思います。
いいつながりができたことを期待しています。

金曜日は、午前中に学部2-3年生向けの「科学技術と現代社会」の集中講義。
物理科学科推薦の講師は産業ロボット分や世界一の安川電機の研究者でかつ九州工業大学の先生でもある
佐々木教授です。

午後は、ナイジェリアからの留学生が博士課程後期1年の必修セミナーに望みました。
博士論文研究とは異なるテーマについての調査研究発表です。
工学部の先生のアイディアのおかげで、とてもいい内容の発表でした。
ありがとうございました。
その後、今月の最重要課題:学生の学術論文の査読と指導。
これもめどが立ちました。
さらに、鹿児島大学理学部紀要も一気に書き上げました。
これらが終わって、金曜日の昼下がりの鹿児島大学郡元キャンパス。

まだ、学生もまばらですが、今週から授業が始まります。
がんばりましょう!