磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

土曜日に感じた事。

2018年06月23日 21時43分58秒 | 研究
土曜日午後、鹿児島空港で旅に出るためラウンジで休んで、
これから出ようとした時、受講している工学部1年生よりメールあり。
(1)バネの減衰振動における運動方程式(微分方程式)を立るときの空気抵抗力とバネの復元力の関係についてと、
(2)臨界減衰と過減衰についての質問でした。急いでラウンジのナプキンに図とコメントを書いて写真に撮り、
メールで回答しました。


 目的地について、その学生からメールあり。「説明ありがとうございました!!おかげで解決出来ました」とのことで、
ほっと。もっと知りたいことを授業後に質問しますとのこと。大学教員冥利。でも。。。

 最近、土日のない時代を感じます。
 その金曜日の授業では、毎回その授業外課題レポートを授業終了後にpdfでWeb配信、
授業前に学生からpdfなどでWebで受信、評価しています。数年前では考えられなかった。

 そのうち、授業はライブではなく、VOD-Web配信、教員すら出ないコンテンツ配信、
それを見て、質問のある学生らが教室に集まる授業、って時代。
それならまだいいが、ただ教える知識伝授教授ならAIに取って代わる時代が来るかも。

 ライブ授業に強い大学教員を目指します。

日本磁気学会サマースクールの講師を務めました。

2018年06月20日 16時50分48秒 | 研究
今日は、日本磁気学会のサマースクールの講師で東京にきました。


https://www.magnetics.jp/education/school/ss_041/
テキストを作り、資料も作り、
大いにしゃべり、疲れました。
いつもの小山節で講義をしていまいました。

ただいま羽田空港。明日1時限の授業のため、
これから鹿児島に帰ります。

今年もひらめき☆ときめきサイエンスをします。

2018年06月17日 12時42分07秒 | 研究
今年もKAKENHI
ひらめき☆ときめきサイエンス
「きらきら☆ニョキニョキ結晶の不思議を解き明かせ!」
を行います。
開催日時:2018年10月6日(土)12:30-16:30
場所:鹿児島大学理学部
対象・定員:中学生、高校生 18名
受講料:無料
申し込み締切は2018年9月19日(水)
定員になり次第締切
です。
ホームページ:http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/koyama/Link/Link.html
Web申し込みリンク:https://area18.smp.ne.jp/area/card/10251/0FErj3/M?S=pdtht0nar0k


旅に出ます。

2018年06月09日 15時49分19秒 | 研究

昨日は工学部向け力学の講義を楽しく行いました。
単振動から減衰振動に進みます。

減衰振動では複素数(Re実部とIm 虚部)を使って運動を解析します。
i (アイ)は虚数単位で、複素平面での動きを講義しますが、そこに入る前に、ネタを使います。

 「アイってよ〜く分からないけど、き〜づく(気づく)感じ〜が素敵!」と軽く歌って
(薬師丸ひろ子のメインテーマの替え歌)、
講義します。昨日は2回、歌いました。

講義後、学生からコメントが爆笑でした。
(今年のネタもOK)
受講生約80名、今年も居眠り学生はいません。
 来週には、アイ×アイ=-1、i (愛)とるかRe(実利)とるか人生そのもの、愛で実利も減衰するなど、「
気づく感じ〜が素敵」な物理学の講義をする予定です。

 これからネタを探しに旅に出ます。