磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

物理学会九州支部会へ

2013年11月30日 07時00分58秒 | 研究
朝7時3分発の新幹線さくら号で久留米に行きます。

鹿児島中央駅前にクリスマスツリー。

改札口前にサイエンスクラブの学生が待っていました。
今回はK-Labサイエンスクラブの学生の学会研修も兼ねています。
将来、学会や国際舞台で活躍する人材に育てるためです。


川内(せんだい)はすごい霧です。

久留米駅到着。

むっちゃ寒いです。今朝の鹿児島が断然暖かい。

バスで久留米工大へ。
久留米工大につきました。

お昼休み。

そのとき、学生からこのブログが
Kadaibotさんでフォローされているとを聞いてビックリ。
今回の出張で聞いた最も有効な情報だったりして。

午後の後半のセッションの座長でーす。

ありがとう!ポケットコンピュータPC-1480U!

2013年11月28日 19時46分59秒 | 研究
今日は朝から学生の論文を見るはずであったが。。。
いろんな仕事が舞い降りてきて、老化現象もあり、何をやったかよく覚えていない。
夕方学生が来てアーク炉を調整しましょうと来たので、共通教育棟4階の試料作成室へ。
アーク炉用ロッドがガイシチューブの中に入らない。
微妙に大きい。ノギスで図ると0.2ミリ程大きい。学生に削ってとお願い。

そこで、昨日納品されたミニ旋盤とサンドペーパーで削ればいいよ、と指導。
今日はとりあえず、新品1本と旧品2本で準備。

一応、へんなところからの放電はない。
東北大学金属材料研究所のM助教に聞いてみよ、と指導。
居室にもどり、しばし考え事。
昨日ポケットコンピュータが完全に起動しなくなったことを思い出した。

テスターで電池の電圧を確認した。1.4ボルト程度ある。んんん。やっぱりダメか。
最近液晶が大分薄くなってきたので覚悟はしていたが、動かないと寂しい。

私が大学生のときに買った最初のコンピュータ:Pocket Computer PC-1480U.
使用して、かれこれ26年になる。
学部学生時代、大学院生時代、東大研究員時代、東北大勤務時代から鹿児島大までともに研究してきたアイテム。
電子機器なのでこれも寿命だろう。
Macintosh SE/30(アップルの初期のコンピュータ)80万円ぐらい?(かすかな記憶すごい高いの印象)の時代。
NEC-PC98がでスプレイを入れて20-40万円する時代。
ポケットコンピュータは2万程度(それでも私には高くて買うか我慢するか大学生協でうろうろしていた)。

関数電卓が便利で、BASIC言語のプログラムも組めて勉強になった。
Sin波のグラフィックを作ったり、
六方晶などの格子定数をすぐに求めるプログラムも作った。
X線回折実験からブラッグ反射ピークの2θの値を幾つか入力すると格子定数がすぐ求まる。
比重の計算プログラムなど、思い出深い。
実験屋には必須のアイテム。関数電卓よりポケットコンピュータ。
が。。。
最近は、学生実験でも関数電卓を使わない学生が多くなった。
スマホでちょちょいのちょい。
でも理系の大学生さん:関数電卓かポケットコンピュータを1台持っていた方が将来きっと役に立ちます。
本では理科年表を手元においているようなもの。

新入生に業者は「大学の講義にノートバソコンは必須!」とかで購入を勧めるが、
鹿児島大学は情報基盤センターが充実していて土日もネットにつながる端末windows PCが
学生に開放しているので、多分直ぐに要らない。

最近のポケットコンピュータはBASICだけでなくC言語やアセンブリ言語などが入っているようだし、
Z80アセンブラ機能搭載とのこと。(Z80と聞いただけで、少年のあこがれ、しびれます)
ぜひポケットコンピュータを勧めます。
私も先程、PC-850VSを業者に注文しました。定年まで使うことが楽しみです。