磁気物理学研究室の研究活動記

鹿児島大学理学部物理科学科磁性研究と教育活動、周辺での出来事を中心に紹介しています。

仙台に行きました。

2010年12月26日 22時15分45秒 | 日記
今日から仙台で仕事です。
午後から早速、東北大のD2さんと磁場中熱分析の計画と強磁場X線カメラの打ち合わせ。
さらに、M2さんから研究の話を聞き、あっという間による8時を過ぎていた。
強磁場センターの学生たちと、SS30近くのつけ麺屋さんに。
腹一杯になりました。美味しかったです。

12月22日のできごと

2010年12月24日 09時45分20秒 | 日記
12月22日は、K-Labの大掃除。午前中に実験室。午後は各居室。
午後2時からDSC熱分析装置について打ち合わせ。
来年度、DSC熱分析装置を導入する予定。
これで、新物質の合成や分解温度を評価したり最適熱処理温度を決定できる。
さらに、磁気的性質の評価もできる。
午後4時~6時半まで、サイエンスクラブの実験。大学1年生2名とともに
製作している磁気測定装置の温度センサー(熱電対を製作する。


今回の製作は以下の通り。
1)市販のシース型K熱電対(価格4,000円ぐらい)の補償導線の被服を剥がす。
2)ビニール被服導線を適当な長さで切って、両端の被服をはがす。
3)導線と補償導線をよじって接点を作り、その外側を熱収縮チューブで被う。ここが、基準点(氷点)になる。
4)ビニール導線の片一方をバナナ端子を付けて、デジタルマルチメーターに接続する。
5)熱電対の起電力が正しく表示されているか、デジタルマルチメーターで確認する。
6)K熱電対起電力表を参照に、室温(14℃)と液体窒素温度(-196℃)を確認し、今日の実験を終える。
次回は、試料合成に取りかかる。室温から窒素温度の間で巨大磁気熱量効果を示すMn系物質を合成する予定。
2006年にヨーロッパの研究グループが報告している物質である。サイエンスクラブの第一目標はその追試。
その後、学生たちががんばれば、その先の研究に進めるかもしれません。

その横で、4年生たちが、8テスラ無冷媒超伝導マグネットで使用予定の
液体窒素用ガラスデュアーのフランジ取り付けを行っていました。
以下、その制作過程。



よくできています。次回は、マグネット周りの台座作成です。

夜は、12月に宇宙コースに着任した先生の歓迎会に出席。
大学近く(下荒田)のもつ鍋屋でありました。

以上



今日の仕事2

2010年12月21日 17時44分48秒 | 日記
昨夜はK-LabとH研究室の合同忘年会。
市立病院近くのTRDya
コース料金 2500円
【100種[食べ放題]100種[飲み放題]2時間30分大充実コース2500円】
なんだけと、えぇぇぇぇ~、ちょっと、ちょっとちょっとって感じ。
少ないコース料理が出た後に、食べ放題の注文とのことですが、
コース料理の出が遅くかつ少ない、食べ放題に移るときはもうすぐラストオーダーの時間に。
食べ放題の品は10皿もこなかったのではないか?
ここの店は生涯行きません。


今日は、朝から東北大学生のX線カメラの論文原稿(英語)を読み、英語の修正。
午後、3年生の学生実験、磁性体のヒステリシスをシンプルな装置で測定します。
極めて、教育的。


その後、K-Lab実験室に戻ると
学生が製作しているフランジの全容が明らかに。

明日、大掃除なんだけど、大丈夫?

今夜は、月食。鹿児島は午後5時15分頃に皆既月食のまま月の出のはずで、
午後から雲が薄くなり見えるかなと思って
近くの高い研究棟に登りました。


残念。鹿児島市の東側には桜島。月が出るまでまだまだ時間がかかる。
んで、下を見ると、理学部等に宇宙コースの方々が出て、何やら楽しそうにしています。

これからもう一度月が見えるか確かめてきます。
その後、論文修正の続きをします。

鹿児島大学理学部物理。楽しそうですね。

今日の仕事

2010年12月20日 18時58分51秒 | 日記
今朝3時過ぎに起きて、メスバウアー分光装置購入のための資料を作成。
先月、東北大の学生に買ってもらった幻の本「メスバウアー分光学」

をぱらぱらと読みながら
今後進めたい研究を書き込む。先程、締切までに担当の先生に資料を送って、一段落。
この装置が鹿児島大学に導入されれば、パワフルな先端材料研究の装置が使えるようになります。
鉄を含むいろいろな先端材料の微視的状態を解明できます。
学長、御上の役人様、鹿児島の学術発展のため、ぜひ装置を買ってください。

今日はこれから、K-LabとH研究室の合同忘年会。8時スタートでこれからみんなで市電に乗って行くようです。
8時はちょっと遅いんじゃない?
お腹ベコペコです。