考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

中学校の職業教育の利用法

2006年04月09日 | 教育
 一度書こうと思って、ずっと忘れていた。書いてなかったと思う。

 「保育科」は人気である。保育士が人気である。昔からの人気職業ではあるが、いっとき、もの凄い数の女子生徒が保育士になりたい、と言っていた。やがて原因がわかった。中学校の職場体験で、どうやら非常の多くの女子が保育園に行ったらしいのだ。そりゃ、子どもを見たら「可愛い」と感じて保育士になりたい、とそれほどではない生徒も勘違いするだろう。

 もし、不足している仕事があったら、中学生の職場体験の対象とすると良い。今の子は何の体験もないから、何だってやればけっこう「面白い」と感じると思う。それが、彼らの大人になるときの「夢」になってくれれば、なり手不足は多少緩和されるのではないかな。

 高校でアルバイトを禁じている学校はかなりあると思う。理由は簡単だ。働くと、学校で勉強をする以上に、必ず「頼りにされる」。これが嬉しいのである。で、学校に行くより自分の存在をしかと確認できるものだから、「今すぐ働きたい」と思って学校を止めるきっかけになるからだ。
 

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
即戦力 (子供が保育園の都下の人)
2006-04-10 22:27:19
保育園は本気で「中学生が役に立つ」数少ない職場でもあるかと思います。

幼児にはお姉ちゃんお兄ちゃんは大人気ですから。

そのあたりの充実感もあるのでしょう。

返信する
なるほど (ほり(管理人))
2006-04-11 21:09:40
子供が保育園の都下の人さん、コメントをありがとうございます。(都下の人さんと同じ方です・・か?)



なるほど。昔、中学生だったら、立派な一人前の子守でしたでしょうね。

人間、10代後半になれば、ほぼ一人前。なのに、学校に行かなければならない現代社会は、ある意味、不幸です。認めてもらえてないと言うことだもの。



パソコンでも、何でも電子機器が悪いね。(笑)これが、多くの人の仕事を奪った。もう、歌って踊る仕事しかないのかな?



返信する
Unknown (都下の人)
2006-04-13 06:57:30
あ。同一人物です。

パソコンというかコンピュータ(化)が単純労働を奪ったというのは、そのとおりと思います。そして最後に残る単純労働は「ソフトウェア生産」ということになります。(笑)

コンピュータ化できない創造的な仕事しか残されていないので、歌って踊るというのはある意味あってますね。

先生という職業も「芸」が求められるのでコンピュータでは替われなさそうです。
返信する
Unknown (ほり(管理人))
2006-04-13 20:47:43
都下の人さん、コメントをありがとうございます。



学校で、コンピュータを使って、問題演習をさせるような授業があるそうで。(小学校?)

「芸」無しの私なんぞは、自分で自分の首を絞めるようなことにならないのか、そのうち失職するのではないかと、心配になりまする。(笑)

下手に授業を聞くより、問題演習していた方が、テストの点は上がったりする。
返信する

コメントを投稿