「アタマが良い人は知的好奇心が旺盛である。」
何となく、そんな気がしている人は多いのではないかと思うが、生徒を見ていると、なかなかそうでもない場合に出くわす。もちろん、よく出来る生徒の大部分はより詳しい学習内容を知りたがり、また、実験などの体験をやりたがるのはお察しの通りであるが、中には希に(かどうか知らないが)そうではない子もいるのである。
試験をすれば点を取り、大学受験もすんな超が付くような難関大学に合格して入学してしまう生徒がいる。しかし、勉強の本質を理解しているわけでなく、自分の世界を広げるものとしての勉強を楽しむわけでなく、「必要悪」だったり、あるいはただの点取りゲームだけだったりする。ハタから見ると、知的好奇心に乏しく見える。興味関心の的は、それこそ偏差値55以下の生徒とほとんど同様である。それでも元々のアタマは良いから、吸収力が高く勉強は出来る。
で、不思議なことに、どうしてだか知らないが、そういう生徒の将来の希望は「教員」だったりする。
何となく、そんな気がしている人は多いのではないかと思うが、生徒を見ていると、なかなかそうでもない場合に出くわす。もちろん、よく出来る生徒の大部分はより詳しい学習内容を知りたがり、また、実験などの体験をやりたがるのはお察しの通りであるが、中には希に(かどうか知らないが)そうではない子もいるのである。
試験をすれば点を取り、大学受験もすんな超が付くような難関大学に合格して入学してしまう生徒がいる。しかし、勉強の本質を理解しているわけでなく、自分の世界を広げるものとしての勉強を楽しむわけでなく、「必要悪」だったり、あるいはただの点取りゲームだけだったりする。ハタから見ると、知的好奇心に乏しく見える。興味関心の的は、それこそ偏差値55以下の生徒とほとんど同様である。それでも元々のアタマは良いから、吸収力が高く勉強は出来る。
で、不思議なことに、どうしてだか知らないが、そういう生徒の将来の希望は「教員」だったりする。
そうした生徒は、どういうわけか、高校生の自分から、「教員になりたい」と言ってます。
知性と情緒、人間性を備えた人はなかなかいません。で、そういう人が先生になると、もっと大変な仕事をする人がいなくなります。(笑)
職業って、そんなもののような気がする。。
そこを何とかやりくりするのが世の常なのでしょう。
(ところで、一つ前の私のコメント、「高校生の自分から」は「高校生の時分から」の間違いです。すみません。訂正します。)
そういう方もいらっしゃるでしょうね。難関私大出身の方に多い気がします。(おいおい)
旧帝大はどうだろ?(サンプル数が少ないから言い切れないかもしれないけれど。)
いずれにしても、自分が「ゲーム」で受験してきた人や、「うまいこと」成功したは、ドリル学習を好み、「ゲーム感覚」の指導をしがちですね。
何というか、本物の勉強というか、そういうものを体験的に知っている場合は、ーー自分自身の体験でも、あるいは、一番手の進学校で、点取り虫だけでなく本当に優秀な生徒を知った場合などでもは、ちょっと違う。本質を突くことを求める。
文系出身の私としては、数学をどの程度やったか、社会は日本史・世界史の両方ともを記述入試に使ったかどうか(昔はたいていそうだった)で、思考法が大分違う気がしてます、はい。
自分の欠点と付き合って行くのが大変です(笑)
教師もだいぶ大変な仕事だと思うんですが(笑)
教師は、「単純労働」ではないですね。というか、一種類の仕事じゃないと言うべきか。あれこれしなければならない「主婦業」に似ているのかも。
勉強もしなければならないし(主婦業は必ずしもでないだろうけれど。)、子供の面倒も見なければならないし、大人の相手もしなければならないし、目に見える生産性とはかけ離れているし。。
ふつーの仕事は大人相手だろうから、客商売なら「満足させる」ことを目的にできるけれど、子供相手は、満足させることだけではいけないから。
この違いが大きいかな。