考えるのが好きだった

徒然でなくても誰だっていろんなことを考える考える考える。だからそれを書きたい。

趣味の能楽・袴編

2005年03月30日 | 能楽
 たいした内容じゃないけど、聞いた話。

 大体年1回か2回、お温習い会をする。普段のお稽古は、その発表会を目指したものになる。発表会は当然着物。一般的に、袴は、先生のお許しが出てからになるらしいが、このとき、一度きりの発表会のために、ただその時のために袴を作ることがある。それではあまりに経費がかさむから、知人のお社中で、社中で皆同じ袴を作りましょうかという話が出たらしい。しかし、多くのお嬢様方が「えー、毎回お袴を作るのが楽しみなのに。。」とおっしゃり、この案は、即、没になったそうな。

 お金持ちのお遊びです。袴を取っておく箪笥も当然おありでしょう。その箪笥を置く空間もお屋敷に。。。。

 ところで、ちなみに能楽は基本的に男性のもの。男性が演じることを前提に所作(型)が決まっている。仕舞(能の一部をふつーの着物と袴で演じるもの)の女性役を演じるときの袴は、暗い色ではなく、黄土色っぽい色など、優しめの色であることが多い。で、たったそれだけでも、うまい人が演じると(←これ、ポイント)、まさに「女」なんだよね。歌舞伎のような化粧も何もないのに。これが能の不思議。私が虜になった理由。

 眠れぬ夜の能楽話でした。明日(今日)も学校なのに!!

1 コメント

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昔、所作が美しいと言われたが、能ではない。 (猫楠)
2005-07-24 03:26:22
”お温習い会” 申し訳ありません。音読出来ません・・・。教えて頂けたらと思います。

「能」を実際に見たことはない。少しさびしい。

大昔、東京の中野に住んで居た。近くに梅若さんの建物があって、庭に池があり、その池でアメリカ・ザリガニを釣った覚えがある・・・。塀の穴から潜り込んだんだ。

能舞台での正座って、辛くないのかと心配になってしまう。袴は、「アンドン」と「ウマノリ」があるって何故か知ってる・・・。

TVで能を解説付きで見るのは好きだ。スーパーがないと意味が取れない・・・、困ったもんだと思う。
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