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自転車通学指導の2つの形式

2005年03月28日 | 教育
 自転車通学者に対して学校は何らかの形での掌握と指導をするものだが、自転車通学には以下の4通りが考えられる。

 ①自宅-自転車-学校  学校の自転車置き場に自転車を置く。
 ②自宅-駅-電車-駅-自転車-学校 学校の自転車置き場に自転車を置く。
 ③自宅-自転車-駅-電車-駅-学校 学校には自転車を置かない。
 ④自宅-自転車-駅-電車-駅-自転車-学校 学校の自転車置き場に自転車を置く。

 学校が自転車通学者を掌握するのに、多くは学校指定のシールを発行し、また、シールの発行に伴い何らかの自転車通学指導をするものだと思う。このときのシールの発行方法に2通りあるようだ。

 A.①②④のように、学校の自転車置き場を利用する者に対してだけシールを発行し、指導の対象とする。(④の場合は自転車を2台用いるがシールの発行は駅から学校までの自転車用1枚のみとする。)
 B.①②④はもちろんのこと、③のように学校の自転車置き場を利用しなくてもシールを発行し、指導の対象とする。④の場合にはシールを2枚発行する。

 実際問題として、②や④などの「駅から学校まで自転車」というのはあまり認めていないように思う。多くの駅では自転車置き場の混雑に困っているので、歩いて2,30分程度だったら、まあ、駅が嫌な顔をして学校に言ってくるのではないかな。 

 それから、いずれの場合でもそうだが、特に②や④の場合は、(どういう事情でそうなるかは別にしても)学校からとんでもなく遠く離れた駅から、「お宅の学校の自転車が当駅に放置される」と電話がかかってきて学校が迷惑するということがある。

 さて、上記A.B.の違いは何を「意味」するか。

 A.は、自転車通学者を「自転車小屋の使用者」とみなしている。従って、③の自転車通学者は自転車通学者と見なされず、指導の対象としないことを意味する。(自宅から駅は通学途上じゃないみたいね。)
 B.は、自宅から学校までを通学と見なし(←当たり前の話だが)、自転車通学者として学校が把握し指導していることを意味する。

 あなたの学校はどっち?

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