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地図が読めない女のハイキング日記

山と温泉と季節の草花と

富山・猿倉山    11.08.16

2011-08-20 10:51:41 | 東海・北陸
夏休み、実家に帰省した。
久しぶりに、町内を自転車で走ってみようかと思い立ち、
子どものころ遊んだ猿倉山まで行ってみる。
よく観光雑誌で、「安曇野でサイクリング~」というような記事を目にするので、
うちの近所でやったら、どんなもんだろうかと思ったのである。



この日は、立山連峰がかすんで見えていないけれど、
山が見えていれば、少しはそんな感じが味わえるかも・・!?
いや、安曇野とはなんか違う。素朴な農村であることには違いないんだけどね。



田んぼの畦にいろんな花が咲いてたけど、名前がちっともわかりません。

傾斜がきつくなってきたので、
猿倉山のふもとに、自転車をとめて、徒歩で登る。
真夏の昼間、猿倉山に登っている人は少なく、すれ違ったのはほんの4~5人。
そうですよね、暑さがはんぱないですもんね。私も汗だらだらでした(笑)。


猿倉山頂からの眺め。うちも見えるかな~。田んぼの緑がきれいだなあ。


左手に目をやれば、神通峡。「水と緑の大沢野~」という町歌、まんまですね。



帰りも、田んぼ道をのんびり走る。下りはらくちん、らくちん。
汗いっぱいかいたから、うちについたら、シャワーあびて、昼ビール!
おとなの夏休み、満喫~っ(^^)。




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富山・尖山     11.05.03

2011-05-08 09:57:58 | 東海・北陸
このGW、夫が富山に行きたいと言い出したのには、理由があった。
古代のピラミッドかと言われている尖山(とがりやま)に登りたかったからだ。



尖山は、富山県立山町にある標高559mの低山。
円錐形をしていて、UFOの目撃情報も多いなど、なにやらあやしい山なのだが、
くわしいことは、そのうち夫がブログに書くはずなので、そちらにお任せする。



ネットで調べたところ、
正規ルートを通った場合、上り40分、下り30分。
しかし今回は、夏椿峠経由ルートを使ったため、
予想外に歯ごたえのある急登を、必死で登るはめになるのだが…。

「夏椿峠」という美しい響きと、登山口付近に咲く椿の花に誘われて、
こちらのコースを選択したときは、まだその厳しさを知らないのであった。



夏椿峠登山口を入ると、いきなりけっこうな上りだ。
でも、まわりには椿やモクレン、ツツジが咲き、新緑が萌え、
傾斜のきつさも、さほど気にならない。



熊よけの鈴もつけてるし、夫はサポートタイツで装備も万全だし、
すべり出しは快調。気持ちいい~。


このあたりは、まだ幸せでした~(笑)

歩きはじめのころは道がはっきりしていたのだが、
ひとつ小山を越えたあたりから、道が不明瞭になる。
木に巻きつけられた赤いリボンを頼りに、
ここがルートと信じて歩いていたのだが、次第にひどい藪こぎ状態に…。


ユキグニミツバツツジ。関東で見るミツバツツジより、少し色が濃い?

枝をまたぎ、くぐり、道なき道を歩くうちに、ルートとおぼしき道を発見!
そこには、「夏椿峠」という札。
安堵とともに、見上げれば、目の前には円錐形のお山。
しかし、実はここからが本当の難所だったのだ…。



頂上へと、一直線に登る道だったのだろう。
ロープが設置されているのが、せめてもの救い。
いや、ロープがなかったら、登るのがむずかしいほどの、急登につぐ急登。

緊張でへんなところに力が入っているのか、ふくらはぎに乳酸がたまってきた。
あのとんがり部分をまっすぐ登ってるのだから、さもありなんと思いつつも、
これ以上つづいたら、たまらんなぁ…と弱気になっていたところで、階段状の道に合流。
助かった~~。


頂上からは富山平野が一望…。って、黄砂で見えないっ!

頂上につくと、360°視界が開けており、立山連峰もきれいに見える。
しかし、この日は黄砂でめちゃめちゃ視界が悪い。

そして、頂上は古代のピラミッドだとは信じがたいほど、
ファミリーハイキングのほのぼのムードでいっぱい。
正規ルートなら、小さな子供でも楽に登れる山なのだから当然か。


後ろには雄大な立山連峰!肉眼ではうっすら見えてたけど、黄砂のせいで写真には写ってないのね。

40分程度の上りでは物足りないと思い、夏椿峠経由ルートを選択したため、
気の抜けない道をみっちり1時間歩くはめになったワタクシたち。
山頂では、磁石が狂ってなかなか合わないなどの怪奇現象も起こるらしいのだが、
そんなことを試す余力もなく、もくもくとお弁当を食べるのだった。


登山道脇の木には、こんな案内が。親切だなぁ。

帰りは楽にいきましょうよ~ということで、正規ルートを下る。
いやはや、こちらの道はなんてラクチンなんでしょう。



途中、雪が残っている箇所や湧水でぬかるんでいるところもあったけど、
ぜんぜん問題ありませーん。
なんだか別の山を歩いてるみたい(笑)。


キクザキイチゲ                          キブシ

春の花をめでながら、ゆるゆる下れば、30分で登山口に。
上りの厳しさがウソのようです…。



UFOや怪奇現象に出会うことはなかったけど、
尖山登山、なかなかおもしろかったです。

山の近くに、「レストラン尖山」という店があったのだが、
そこのおばあさんのUFO目撃談もおもしろいらしいと、帰京後に知る。
「尖山湯豊富温泉(UFOにかけてるらしい)」なるものもあるらしい。
調べれば調べるほど、ちょっと笑える。
夫はいろいろやり残した感があるようで、再訪を希望しているけど。うーむ。


●コース概要
所要時間 2時間
夏椿峠経由登山口11:00-尖山山頂12:00(昼食)-正規登山口13:00

●おまけ
登山翌日、氷見の民宿「すがた」へ。
うまいもん好きのいとこが予約してくれ、総勢9名で魚を食べに繰り出す。
久しぶりにみる舟盛、テンションあがる~~。
Yっちゅ、ありがとう!!


こんな舟盛が2つ。他にも次々と魚料理が…。      氷見では海越しに立山連峰が見えました。こちらは高速からの眺め。


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イラスト提供=M/Y/D/S クリップアート集。転載不可。


岐阜・福地温泉     10.11.22

2010-11-28 08:51:41 | 東海・北陸
富山に帰省したついでに、母と福地温泉に出かける。
温泉のついでに、帰省したのではないかというつっこみが聞こえてきそうだが、
まぁ、どちらでもよいではないか。



実家から奥飛騨温泉郷は、車で約1時間半。
今回は、路線バスで出かけたのだが、
バス停が宿の目の前にあり、足の便が非常によい。
宿泊したのは、日本秘湯を守る会会員宿「湯元 長座」。
古い豪農の館を移築した、趣のある宿である。



中に入ると、大きな囲炉裏の居間がある。
囲炉裏のまわりには、熊の毛皮が敷いてあり、マタギの家にでも来たよう。
火にあたりながら、あったかいゆず湯や生姜湯をいただくのがいい感じ。



大浴場は檜張り。外には巨石を集めた露天風呂があるのだが、
雨が強く降ってきたので、早々に退散し、内風呂で温まる。
このほかに、家族風呂が3つあり、それぞれに露天がついている。



さらにさらに、別棟にもうひとつ、お風呂がある。
こちら「かわらの湯」は、その名のとおり、川沿いにつくられた半露天。
開放感があって、気持ちいい~。



食事は、囲炉裏のある個室で、ゆっくりいただける。
岩魚の塩焼きやら、飛騨牛のすき焼きやら、おいしいものが次々出てきて、
気が遠くなるほど、満腹になった。



日本むかし話にでも出てきそうな、なつかしい空間で、
のんびり温泉三昧。
雪のある季節は、なお静かでよさそうだなぁ。
12月下旬~3月中旬には、凍った滝をライトアップする催しもあるらしい。
宿代が2割安になる「冬割」もあるそうなので、今度は冬に来てみよっと。



帰りのバスからの眺め。
途中、青空が広がったかと思ったら、雨が降ってきたり、山の天気は変わりやすい。
でも、おかげで、くっきりきれいな虹が2回も見られました。
ツイてる~~♪




●宿泊
湯元 長座   岐阜県奥飛騨温泉郷福地温泉
平安時代、村上天皇が湯治に訪れていたという福地温泉。「天皇泉」とも呼ばれ、湯量がとっても豊か。福地温泉の宿に泊まると、もう1軒、ほかの宿の温泉にもらい湯ができる「もらい手形」がもらえるのだが、今回は宿のお風呂に満足してしまい、手形は使わずじまい。


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富山・立山 弥陀ヶ原     10.10.11

2010-10-16 15:13:45 | 東海・北陸
富山の実家に帰省した。
73歳の母は、昨年末に不整脈になって以来、めっきり老けこんでしまった。
細々と続けていたヘルパーの仕事もやめて、
家にいるようになったせいか、なにやら元気がない。



ひざが痛いせいもあり、すっかり出不精になってるようだが、
これではいけないと、最近は朝30分ほど散歩に出ている。
そのおかげか、夏に会ったときより、少し元気が出てきたようだ。



寒くなるこれからの季節も、散歩をつづけてもらいたいと思い、
立山・弥陀ヶ原の紅葉ウォッチングに誘ってみた。
母は最初、「そんなに歩けないし、無理だから」と固辞したのだが、
「紅葉を見るだけでも元気になるから。足が痛かったら歩かなくてもいいから」と説得し、
なんとか連れだすことに成功。



弥陀ヶ原は、木道が整備されており、軽い散策にぴったり。
お天気にも恵まれ、暖かく、
「ちょっとだけ」と歩き始めた母も、意外に快調な様子。



ゆるいアップダウンのある2kmコースを、ゆっくり、ゆっくり歩く。
足場の悪い階段では、母の手をひく。
こんなことでもなければ、照れ屋の母娘は手をつなぐこともない。



標高1,930mの弥陀ヶ原は、紅葉の終わりがけ。
弥陀ヶ原~ちょい下の弘法あたりが、ちょうど見頃で、
高原に、鮮やかな黄や赤の絨毯が広がっていた。



休み休み、約1時間半、母は散策コースを歩ききった。
気持ちよく歩けたこと、足が痛くならず、思ったよりしっかり歩けたことが、
少し自信になったようだ。



若いときは、剣岳にも登ったことがあるんだもんね。
車に乗るようになってから、足が弱くなってしまったようだけど、
毎日散歩をつづければ、またきっと歩けるようになるよ。



冬、雪が降ると、散歩しにくいので、母は近所のスポーツジムに加入した。
こうして少しずつ、外に出て、元気を取り戻していってくれるといいな~。
来年また、どこかのお散歩コースに誘ってみようと思う。


●おまけ



実家の新聞に、「クマ出没情報」が載っていた。ことしはクマが里にも出ているらしい。毎日午後4時半になると、「クマが出没しやすい夕暮れや朝方は、気をつけるように」というアナウンスが、町全体に流れる。いつから始まったのか、どれもこれも初めての経験だ。びっくり!


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富山・黒部峡谷     10.08.10

2010-08-14 14:47:43 | 東海・北陸
従妹夫婦の厚意で、黒部峡谷へ連れていってもらった。
富山に実家がありながら、黒部峡谷に行ったことがなく、
宇奈月から出ているトロッコ電車に乗って行くのが、長年の夢だったのだ!



初めて乗るトロッコ電車。ガタンゴトンゆっくり進む。
終点の欅平まで1時間20分、車窓に広がる大自然を満喫する。



こちら、鐘釣駅周辺の黒部川。水が蒼くて、本当に美しい。
鐘釣は駅から徒歩20分くらいのところに、
河原を掘ると、お湯が湧き出る、天然の露天風呂があるらしい。
トロッコ電車からも、ちらっと見えたけど、ワイルドで楽しそう♪



欅平に到着。猿飛峡に向かって歩く道には、
こんなふうに岩壁がえぐられている箇所がいくつかあり、とってもスリリング。



脇を走る黒部川は、轟々うなりをたてるほど、水量豊か。
山で雨が降ったのか、雪解け水なのか。



写真は、黒部川本流でもっとも川幅が狭い「猿飛峡」。
昔、猿が飛び越えたことから、この名がついたそうだ。
同行した従妹の夫から、「猿飛佐助はここと関係があるんですかねぇ?」と聞かれ、
調べてみたが、どうも関係ない模様…。



行きは特別客車に乗ってきたので、窓があったのだが、
帰りは、窓がなく、開放感あふれる普通客車に乗る。

トロッコ電車の醍醐味は、これだわ、これ、という感じ。
車両の脇に、鎖が張ってあるだけなので、腰のあたりを風がびゅうびゅう吹き抜ける。
遊園地の「なんちゃって電車」が、
大自然の中を疾走している感じとでもいいましょうか。

いい! なかなかいい!!
黒部峡谷には、秘湯もいっぱいあるみたいなので、
今度は紅葉シーズンにでも行ってみたいですね~~♪


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岐阜・平湯~新穂高温泉     10.08.09

2010-08-12 15:37:20 | 東海・北陸
夏休み、富山の実家に帰省した。
避暑に来たつもりだったのに、富山は連日35℃越えの猛暑。
暑い。暑い。暑い~~!!



ということで、奥飛騨方面へやってまいりました。
少しは涼しいかなぁと思っていたのだが、少しどころか、めちゃめちゃ涼しい!
平湯大滝付近は、気温25℃、半袖では寒いくらいだ。

 

平湯大滝は、落差64m、水量豊かで立派な滝。
滝壺近くで、マイナスイオンを全身に浴びる。気持いい~!
やっぱ、夏は滝だね。



温泉通の従妹のすすめで、新穂高温泉の「中崎山荘」へ。
こちら、今年の春に改装したばかりだそう。
お湯はとろり白濁。硫黄のにおいも強く、なかなかいいお湯!

新穂高のバス停に近いので、帰路に着く前に、汗を流す登山客も多い。
下山後の温泉、そしてビール。ああ、うらやましい…。
新穂高ロープウェイの乗り口も、すぐ目の前だし、
いつか、私もこのあたりを歩いてみたいなぁ。


●立ち寄りどころ
中崎山荘   岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高温泉
多くの登山ファンに惜しまれながら、砂防工事のため取り壊された中崎山荘。2010年4月、川の対岸に移転して日帰り入浴施設として新規オープン。新穂高温泉では珍しい乳白の湯。ツムラ「日本の名湯シリーズ新穂高」のモデルとしても有名。入湯料800円。


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富山・氷見       10.05.03

2010-05-05 22:40:58 | 東海・北陸
せっかく富山に帰ったことだし、おいしい魚を食べたいな~ということで、
ブリで有名な氷見へ繰り出した。
20年ほど前、おばに民宿のお昼に連れてきてもらったことを思い出し、
今回も、民宿の日帰りプランを利用した。



民宿の前は、すぐ海!
海、青~い! 氷見の海って、こんなに青かったかしら。
晴天続きで、海も穏やか。日本海じゃないみたい。



部屋も、お風呂も、海に面していて、
空気の澄んでいるときは、海越しに立山連峰が見えるそうだ。
この日は快晴だったけど、かすみがかかっていたのか、山は見えず。
海面には、たくさんのカモメ。
こんなにカモメが集うんだから、このあたりの海は魚資源が豊富なんだろうな。



宿の温泉であったまってから、氷見の魚を堪能。
サヨリのお寿司やカレイの唐揚げなど、おいしいものがいっぱいだったけど、
今回はお魚よりも、海の美しさに感動しました。



帰り道、日本の渚百選に選ばれている雨晴海岸に立ち寄り。
空気が澄んでいたら、こんな雄大な景色が楽しめたのになぁ。
残念ですが、楽しみはまたの機会にとっておきましょう。

●番外編
実家の母は、数年前から、ロウフラワーを趣味としていて、自宅にたくさんの制作物が飾ってある。
身内ながら、うまいもんだなぁと思ったので、最近の作品をちょっと載せてみました。

 


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富山・御前山     10.05.02

2010-05-04 22:54:33 | 東海・北陸
富山に帰省した折、実家近くの御前山(559m)に登った。
車で5~6分のところにある猿倉山から、御前山、小佐波御前山へと
「ふるさと歩道」が整備され、ほどよいハイキングコースとなっている。



ふるさと歩道は、全行程16.8kmもあるのだが、
今回は、猿倉山~御前山往復、2時間弱のゆるゆる歩き。
新緑のやわらかい緑と、春の草花をのんびり楽しむ。

 
登山道の脇に、カタクリが一輪。                タチツボスミレの群生はあちこちにありました。



猿倉山、御前山は、子供のときから慣れ親しんだ、懐かしい山。
小・中学時代は、遠足、写生、スキーなど、行事のたびに訪れたものだ。



約1時間で、御前山山頂に到着!
山頂から見る神通峡。この景色を見ると、田舎に帰ってきたなぁと思う。



視線を右のほうにやると、眼下には水田が広がる。
今年は寒かったせいで、例年より田植えが遅れているそうだが、
あと1週間もすれば、田んぼにはやわらかい苗が並ぶことだろう。



ふるさと歩道、なかなか歩きやすく、快適でした。
ただ、あちこちに「クマ危険」という立て看板があり、やや物騒な印象。
次回は、鈴を持参するべし。
そういえば、小学生のとき、学校から鈴を配布され、ランドセルにつけてたっけ。

●コース概要
所要時間 1時間50分
猿倉山森林公園10:50-風の城11:00-御前山11:50-(休憩10分)-風の城12:35-猿倉山森林公園12:40


●立ち寄りどころ
神通川水辺プラザ     富山県富山市八尾町城生91-3
「おわら風の盆」で知られる旧八尾町の神通川河川敷にあるフィールドミュージアム。約29haの広大な敷地には、芝生広場やバーベキュー広場、パークゴルフ場などが整備されている。

ここを訪れた目的は、パークゴルフ。母が最近、道具を購入したということなので、お手並み拝見すべく、やってきた。「ゴルフのパットみたいなもんでしょ」と思っていたが、久しぶりにやってみると、なかなか思うようにいかない。飛距離はあまりないけれど、コツコツきざむ母が、結局、いちばんスコアがよかったようです。ちなみに、こちらのパークゴルフ場、コース使用料も、クラブ&ボールレンタル料も、すべて無料。市民のみなさ~ん、もっと利用されたほうがいいですよ~(大きなお世話)。
 
ぼて。母の玉はまっすぐ飛ぶんだけど、なんかヘンな音がするのよね。  夫・デコポン。構えはいいようですが…。


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富山・実家    09.12.20

2009-12-23 20:54:58 | 東海・北陸
富山の母から、珍しくSOSのメールが届いた。
2~3日前から、不整脈で動悸が激しいとのこと。
一人暮らしで調子が悪いと、さぞ心細かろうと思い、帰省することにした。



帰った日、母が夜中に胸が苦しいと言い出す。
かかりつけの先生に連絡すると、診てくださるという。
深夜に申し訳ないなと思いつつ、藁をもすがる気持ちでうかがったのだが、
先生にお会いして、さらに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

母のかかりつけの先生は、なんと90歳の大先生だったのだ。
私も、子供のころ、よく診ていただいたことがあるのだが、
まさか、まだ現役だったとは…。



90歳なので、動きはゆっくりだが、患者へのケアはさすがのもの。
苦しそうな母に声をかけながら、
脈と血圧を測り、点滴を準備し、救急病院へ連絡を入れる。
心配でうろうろしている私のことまで気遣い、
落ち着くように蜜柑をくれたりする。

救急車を呼ぶと、かえって時間がかかるからと、
先生が自分の車で、救命救急に連れていってくださることに。
先生…、まだ運転もされているんですね…。

折悪く、雪が降ってきた。その降り方がまた尋常じゃない。
前が見えないほど、雪がはげしく降りしきる中、
90歳の大先生が、赤信号をつっきって、車を走らせる。



いつスリップするか、いつ交差する車に激突するか…。
救命救急に到着するまでの30分、生きた心地がしなかった。
しかし、大先生のおかげで、救命救急での治療を受けた母は、
劇的に脈が正常に戻り、2時間ほど後にはケロリとしていた。

一時は、すわ心臓病か、ペースメーカーかと、深刻になっていたが、
検査の結果、たぶん大したことはなかろうとのこと。
今後、正式な検査は必要だろうけど、ひとまずホッとした。

母の状態は、今のところ落ち着いている。
大先生には感謝の言葉もない。
そういえば、30年ほど前には、祖母が心臓発作でよくお世話になったっけ。
先生、今回も本当にありがとうございました! 感謝します! ついてる~!!

岐阜・飛騨古川 ~ 平湯温泉 09.08.10

2009-08-14 20:12:46 | 東海・北陸
富山の実家に帰省したついでに、
従妹一家と、岐阜・飛騨古川に、飛騨牛を食べに出かけた。
うまいもん好きの従妹のおすすめは、
古川駅前スペランツァホテルの飛騨牛づくし会席。

飛騨牛しゃぶしゃぶ、飛騨牛刺身、飛騨牛カルパッチョ、飛騨牛たたき、
飛騨牛にぎり、飛騨牛朴葉みそ焼き…。まさに飛騨牛三昧!
こんなに、牛を食べたの久しぶり~。
ホテル独自の牛舎を持っているため、
質の高い肉をリーズナブルな価格でいただけるそうだ。



食後、飛騨古川の町を歩いてみる。
見どころは、鯉の泳ぐ瀬戸川と白壁土蔵街。
現代のモダンと城下町の面影が調和した街という印象。

瀬戸川に泳ぐ鯉、いったい何匹いるんでしょう。
太くまるまる成長した鯉が、驚くほどいる。



古川散策後、奥飛騨温泉郷で立ち寄り湯。
従妹のおすすめは数々あるようだが、今回は平湯温泉「ひらゆの森」へ。
女湯だけでも、9つもある露天風呂が、森林浴気分で楽しめる。
強い硫黄のにおい、白濁したお湯…。これで500円とはなかなか。

富山の実家から、奥飛騨温泉郷まで、車で1時間半ほど。
帰省した折に、また来よっと。


●立ち寄りどころ
飛騨古川スペランツァホテル     岐阜県飛騨市古川町金森町10-33
JR高山線 飛騨古川駅前にあるホテル。独自の牛舎を持ち、ホテルとしては希少な「飛騨牛販売指定店」の認定を受けている。ランチの一番人気 飛騨牛づくし会席は4,725円。うまひ~~♪


奥飛騨温泉郷 平湯温泉 温泉浴と森林浴 ひらゆの森     岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1
乗鞍岳のふもとから湧き出る、奥飛騨の天然温泉。原生林の中に広がるのは、森の16の露天風呂。炭酸水素塩。硫黄、ナトリウム、カルシウムなどを含み、神経痛、冷え症、皮膚病に効能。


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