きたろうのつぶやき日記・改

釣りとアニメと愛犬たちと暮らすナースな生活について本音を語る独り言。

早めの夏休み4.5日目・iCASTおまけの話

2017-08-02 | アメリカの釣り
フェイスブックには書いたお話ですが、アメリカのバスプロ業についてのよもやま話。

F.L.W.のWesley Straderさんです。
アメリカのバスプロは、日本と同じようにスポンサーの名前が広告として入っていますが、全てが金銭契約です。
もちろん製品のスポンサードも当たり前ですが、大きなロゴほど値段が高く、だいたいメインスポンサーで毎月500〜800ドル、その上下に細かく並んでいるのが毎月100〜200ドルぐらいの収入になるわけです。
まぁ製品をくれると言っても無限じゃないとこもあるでしょうが、少なくともWeslyさんは「全て金銭契約があるよ」と言っていました。
シャツを見ればその人の契約での収入がだいたいわかるという寸法です。
そこからエントリーフィーを出してトレイルするわけですから、年間1000万ぐらいの契約金でもFLWに出るのはカツカツだと思います。つまり、それだけ貰っても勝たないと次の収入に繋がらない。
そういう世界の人々です。(桁の違うギャンブラー的な???)

日本で言うところのバスプロは、プロトーナメントに出ている選手、またはメーカーのインストラクターがプロと呼ばれているかと思います。
(たまーにバスプロと紹介されている方で、メーカーの絡みもなくてプロトーナメントに出てもいない方もいて、それについてはなにを持ってプロと名乗っているのかわからないなと。。。)
少なくとも、メーカーのインストラクターは社員であることが多いので、いわゆるサラリーマンですかね。
トーナメントに出ている選手は、(おそらくアメリカでも)他の仕事をしていてトーナメントに出ている人が多く、ひとつかみの三角の頂点とボーダーラインに属する人たちはメーカーの偉い人だったり、スポンサーのサポートと賞金だけでなんとかイケる感じだったり、奥さんが必死に働いてくれていたりしていると考えてくださいw

アメリカのトーナメントは、参加費から賞金額まで全てがオープンにされています。
バックボーンは大きな企業が複数あり、企業の力で宣伝も行います。
日本のトーナメントはそうではない。。。とだけ言っておきましょうかw

Wesleyさんと今回はお話する機会があって「試合で勝つために必要なこと」を聞いてみました。
いろんな要素があるけれど、一番大事なのは「変える事」ですって。
釣れない時に、場所やアプローチ、ルアーを変えることができるか、自分を変えることができるかが勝敗を別けるんだよ!と。
。。。深い!深すぎる!!そしてそれに対してうまく感動を伝えられない自分の英語力に悔しさを噛みしめるのでした。


ちょっとおまけのお話を挟みましたが、夏休み5日目に続く。。。