きたろうのつぶやき日記・改

釣りとアニメと愛犬たちと暮らすナースな生活について本音を語る独り言。

霞ヶ浦で釣りをする人。

2009-04-20 | 日常の独り言
今日の写真はペルーの大ナマズです。メーター超えがうようよいるんだとか
食べる方々はあたらないように。。。(ー人ー)


ところで先日の霞釣行で、ちょっと不快な出来事が有りました
牛堀でちょいとトイレに上がったときの事です。

小学生くらいの子供何人かと男の人が一人、みんなでエサ釣りをしていました。
しかし15~20cmくらいのキャットが芝生に並べて何匹か置いてあります。
すでに乾いて死んでいるのも入れば、まだぱくぱくのたうち回って苦しんでいる状態のも。。。
「これはどうするの?まだ生きてるけど?」と子供に聞くと、「知らない」と。
「じゃあこのまま殺すの?誰が釣ったの?」と聞くと子供がハーイと手を挙げます。
「じゃあこの魚は釣った人の責任でしょ?まだ生きてるのにかわいそうじゃない?」と言うと「とげがささるから持てない」と言う。
「じゃあ網ですくえば?」「ひっかかるから」
じゃあ釣れた時何ですくってここにおいたのか!?
「じゃああたしがやってあげるから網もってきな!」と言うと、やっと一緒にいた男の人が「あとでやるから」と。

その人とは結局少し話をしたが、霞はキャットが増えて困ってるから駆除していると言う事、漁師も困っている事、子供の前で生き物を殺すのを教えるのはどうか問うと『ここらの子供はみんなそうだ』と言う事をきたろうの顔を見ないで返答してくれた。
何を言っているんだろうこの人は?
ここらの子供が皆そうなんじゃなくて、ここらの大人が皆そうやって教えているからじゃないか!!

「あとで処分するから」とまた言ったので、話はそれで終わりにした。
これ以上話をしても無駄なのと、はらわたが煮えくり返ってこれ以上穏やかに話が出来ないと思ったから

結局しばらくその後はムカムカして釣りに集中出来なかった。
番長にも話したが「価値観が違うから言っても無駄だな」と。


霞ヶ浦でここ近年釣りをしているが、正式に駆除の話を聞いた事がなく、霞ヶ浦に通うバスマン(いやバスウーマン?)として正しい知識を知っておこうと思い、霞ヶ浦の管理事務所に聞いてみました
すると、霞ヶ浦河川事務所では水位や水質に付いての管理しかしておらず、当然駆除等の依頼はしていないとのこと。そこで教えていただいて茨城県の環境対策課に聞いてみたら、「漁政課」に回され、以下の内容をきく事が来ました。

・霞ヶ浦では有害動植物除去事業と言う事をしています。
・魚類の対象は「アメリカンキャットフィッシュ」と「ブルーギル」です。
・この対象魚の駆除は県から漁師に委託され、張り網等により漁獲されたら指定の場所にあるバケツに入れ、回収業者に依頼して定期的に回収される事になっており、漁師に駆除費として助成金が出ています。
・キャットが霞ヶ浦に導入した経緯はハッキリとは解っていません。
・対象魚種が釣れた場合に、リリースは禁止されておりません。

駆除費が出てるんだね。
じゃあお金貰ってるんだからこんなことしないでちゃんと指定の場所に入れようよ。
この現状に付いても言ってみた所、「放置については問題が有りますので、調査して対策を考えますので」との事でした。まあ県の事業に付いては他にも優先順位が高い事が有るでしょうから、この問題に付いてフットワークが軽いとは思えませんが、ぜひとも対策を考えて欲しい物です。

以前に亀山でやっぱりエサでおかっぱりをしている人がバスを岸にあげたままにしているのに我慢出来なくて「可哀想だからバス戻してあげてくれませんか?」って言ったら戻してくれた事があったのよね。
このときも「怖い人だったらどうしよう」「もめ事になったらやだな」と思ったけど、言ってみて良かったと思いました。

「ここらの子供たち」が大きくなるまでに命の大切さを他の事で学んで、この日にやった事の意味を考えるチャンスがあるといいけど。
「ここらの大人たち」が一人でも減りますようにこれからもきたろうが出来る事が有れば、ダメモトでもやって行こうと思うのです。一人の力は小さいけど、みんなでやっていったらきっと少しずつ変わる事も有るはず。
だから皆さん、協力して下さい