市井の小噺より: ケーキ対策
ヤスベイ(安倍): 最近、ケーキがええねんてな?
文ナシベイ: 何のケーキや、喰いもんも高いやんけ。
ヤスベイ: ええもん食おう思ったら高いやろ、そんなん当たり前や。それが資本主義やんけ。
文ナシベイ: あほぬかせ、お前は国に奢ってもろてるかしらんけど、ええもんやのぉても、量の割に何や高いのぉってなもん何ぼでもあって腹いっぱい食われへんのじゃ。
ヤスベイ: それはあんたのセイサンセイが悪いからやろ。もっと甲斐性付けたらええ。
文ナシベイ: 甲斐性の前に、腹いっぱい食える事すらどうにもならんのを何とかしやがらへんかったら、わしゃ動けへんな。腹が減ったら戦が出来ん言うやんけ。セイサンセイなんか知るか。
ヤスベイ: せやから、生産せー上げて甲斐性つけたらええ。そんなんでけへんのは自己責任や。先に飯食わせはキョーサンシュギでもタブーらしいやんけ、レーニンもそうゆうとったらしいど。
文ナシベイ: 生産せーも、タカショーもどうでもええ、先ず飯食えへんかったら動けん。それだけや。
ヤスベイ: 食うか食えへんかなんかニホン列島にはカンケー無いやろ、喰われへん奴は怠けもんなだけや。
文ナシベイ: 夜な夜なええもん食うてるアンタにはわからへんて。腹減ってたら能率も悪い、そんなん当たり前やんけ。そんなんも分からんとオマエ、怠けもんて何や!
ヤスベイ: まぁ、落ち着いて、ケーキでもこーて来て食べて…
文ナシベイ: あほ! 飯もろくろく食わんと腹の足しにならんケーキなんか食えるか。ケーキなんかどうでもええ、三度の腹を一応満たすくらいの食いもんよこせ。そしたら、動けるわ。
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経営側も喜んで使うレーニンの言葉。
同じロシア語圏でもクロポトキンの言葉は取り上げられへん。
でもな、腹が減っては戦もできぬ、は古来から当たり前の事。兵を動かすものこそ、その道理をわかってなんぼや。
生産せー云々など、それが満たされてからのこっちゃ。