旧シリア国家実効支配地域北西部
☆女性戦士が
侵略者共に対峙しての
”最大級の自己犠牲”を実行
一クルド女性戦士が”最大級の自己犠牲=自爆攻撃”を実行してトルコ侵略軍兵士共数名と同侵略軍戦車1両を葬り去って戦死した、とシリア民主軍(SDF)は報じた。
トルコ侵略軍は、SDF側の携行兵器では到底かなわない防御装甲を有するドイツ製新型レオパルト戦車を侵攻に伴っており、SDF側の大きな犠牲を生んでしまっているように思われる。越境トルコ侵略軍やその友軍であるFSA(自由シリア軍)に参集するジハーディスト共たちが的確な空襲に援護されながら物量・人員共にふんだんに配置しての犠牲を増やさぬ持久戦も選択肢にできる中、対I$I$戦での歴戦の勇者がどんなに奮戦しても、敵の物量や武器弾薬を奪わぬかぎり、犠牲ばかりが増えていく事になる。苛烈な戦闘の前線で同志たちが目の前で次々倒れミンチにされていく中で、自己犠牲を伴う攻撃に打って出ざるを得ない局面において当人によってとられた選択肢だったと思いたいが…
Sunday, 28 Jan 2018
Zuluh Hemo(故Avesta Habur戦士のゲリラ名)が2018年1月27日、密かに敵前線の背後に潜入し、エフリンのHemame村付近に展開したトルコ侵略軍戦車に肉薄して身体に巻き付けた複数の爆弾を起爆させた。その(自爆)攻撃で数名のトルコ侵略軍兵士共が死亡し、攻撃目標とされた戦車が破壊された。
Bilbileで1998年に生まれた戦士Hemoは一YPJ戦士であり、エフリンの西部戦線で越境トルコ侵略軍と闘っていた。
SDFは、Hemoの行った攻撃についての詳しい声明を行うと思われる。
クルド女性戦士Arin Mirkanが、2014年に包囲するI$I$の侵攻に対しコバネで行ったのと同様の道を彼女は選択したのだ。