１２月１４日２年生の講座は小俣岳先生による「与謝野晶子と上野原」でした。上野原と与謝野晶子との深いかかわりについて、与謝野晶子の生い立ちから、没するまでの人生の時間軸に沿って、その人柄や思想や文学について迫っていく講座はおそらく他にはないと思います。上野原は与謝野晶子が何度となく訪れた地、具体的なエピソードのあった「現場」の写真もたくさん紹介してくれました。本邦初公開（厳密には南都留教室に続いて2番目とのこと）の依水荘室内の写真もあり興味深かったですね。ユーモアある語りも皆さんを引き付けていました。
カルタと解説文がほぼ完成！！
（俳句と説明文を発表する１班のみなさん）
１２月１４日、大家族のようにみんなで楽しくお弁当を食べた後の自主活動は各班からあがってきた「上野原カルタ」の俳句と説明文の確認をしました。みなさんとても頑張って作ったので、ほとんど手直しするような箇所もなかったですね。これから、皆さんからいただいた俳句、説明文、写真をカルタに入れ込んだり、活動実践全体発表会の資料をパワーポイントで作ったりします。年末年始も大忙し！！
毎回とても素敵な企画の自主活動ですが、１２月１１日は能本委員長さんが中心に企画してくださった「クリスマスコンサート」でした。会場にはポインセチアやリース、そして上條さんが用意してくださった切り絵のポスターで雰囲気もクリスマスらしくなりました。
前半は勧学院２９期生OBの木村拓哉さんこと加藤市郎さんによる手品でした。手品もさることながら話術がとても楽しかったですね。皆さんの「お～」という驚きや「にこっ」とした笑顔が絶えませんでしたね。福ちゃんとの共演も楽しかったですね。聞いているうちに、福ちゃんが人形というより一人の人格に思えてきました。
後半は、ウエルネスパーク所長の加藤大輝さんよるバイオリン演奏でした。バッハの曲に始まり、松任谷由実 美空ひばりなど馴染みの曲も演奏してくださいました。歌を口ずさんでる方もいましたね。
２年生の参加もあり、とても素晴らしいクリスマスコンサートになりました。
１２月１１日、１年生は介護実習支援センターの大森先生を講師に、認知症について学びました。先生ご自身の家族との体験も織り交ぜながらのお話でしたので、心に響きました。私はこれまで認知症は「物忘れのひどくなる症状」と捉えていましたが、「記憶障害」と「物忘れ」の違いなど、認知症について今まで以上に理解を深めることができました。認知症の「人」に焦点を当てて、共に生きていくという考えをもって対応していく事を学んだような気がしています。「自尊心を傷つけないような声かけ」「否定しないこと」「悲しい・困っているといった思いに共感すること」「できる事に目を向けること」など、誠意を持って接することも大切ですね。いつでもどんな方にも、いつまでも柔らかな気持ちを持って接したいと思った講座でした。サポーターカードをいただきましたので、時々はそれを見ながら思いを新たにしていきましょう。
１２月３０日（木）、待ちに待った３７期生の箱根旅行。
午前は、芦ノ湖畔の成川美術館で芸術鑑賞、箱根神社参拝、仙石原のススキ鑑賞、お昼は名鉄菜館で中華料理コース、午後は御殿場の東山旧岸邸見学と御殿場えびせんべいの里。一日たっぷり楽しめましたね。
何より良かったことは１年生１５名全員が参加できたことですね。
１２月１日、定例の講座とは別に、午前中は、パソコンを使って上野原カルタの俳句や説明文を編集したり、取材に行ったり、班ごとに活動をしました。午後は健康トレーナーの鯨岡瑞希先生をお招きして、２班主催の「らくらく体操」を行いました。脳トレ、ストレッチ、健康のお話など、とても充実した時間でした。これからの自主活動も楽しみです。
みんさん、パソコンを覗き込んで上野原カルタの俳句と説明文の検討です。
午後のらくらく体操、頭も体も使いましたね。
