7月12日の1年生の講座は県民生活センターの乙黒先生と山口先生にお越しいただき、生活に密着した内容についてお話をしていただきました。講座Ⅰは、特にシニア世代がかかわりやすい消費者トラブルについてその対処法を学びました。不審なメールによる架空請求やお得を装った定期購入など、便利になった分、気を付けなくてはいけないことがたくさんありましたね。訪問による不用品買取のビデオはインパクトが強かったと思います。講座Ⅱは電子レンジやコンセントなど家庭内における事故防止についてのお話でした。コンセントが火を噴く動画や電子レンジが火花を散らす動画は、「注意しなくては」とリアルに感じたと思います。
最後の質問の時、実際に還付金詐欺の電話を受けたときの体験談があったり、不用品買取の体験談などがあったりして、身近に迫っている問題であることを実感しましたね。どの講座も今日からの生活に役立てられる内容です。気になることがあったら、今回の講座資料にもう一度目を通してくださいね。
7月8日、七夕の翌日。今年は織姫と彦星は会うことができたでしょうか。皆さんは七夕用の竹に願い事を書いた短冊をかざりましたか。七夕は季節感にあふれる行事ですね。
今日の講師は三井誠先生。日直さんが、「誠という名前は私の初恋の人と同じ名前です❤」という紹介があり、教室がいっきに和やかな雰囲気になりましたね。
講座の前半は山梨ゆかりの作家、中村星湖、山本周五郎、深沢七郎について、後半は太宰治中心のお話でした。漫画「さくらんぼ」などを紹介し、「太宰は若者のバイブル」だったということを分かりやすく教えてくださいました。また、先生の熱く語る姿にぐいぐい引き込まれていきました。
皆さんが事前学習した「富岳八景」については、討議形式の講座をお考えであったという事でしたが、時間がなく多くの皆さんの解釈を聞くことができず残念でした。しかし、37期の皆さんが事前学習をしっかり積んできたのが、ひしひしと伝わってきました。自分の考えをノートにびっしり書いてきた生徒さん、たくさん質問をされた生徒さんなど、主体的に学ぶ2年生、本当に素晴らしいと思います。
今日の教室には月見草と半夏生が飾られていました。予習した生徒さんが、本日の講座内容に合わせて持ってきてくれました。講師の三井先生も感心されていましたね。