ことぶき勧学院北都留教室の窓

コロナ禍の感染予防対策をしっかりと行い、年間計画に沿って講座や活動を行っております。自主活動も8月から再開の見込みです。

山梨ゆかりの作家と太宰の「富岳百景」について ~三井誠先生の講座

2024-07-10 08:39:45 | おしらせ

7月8日、七夕の翌日。今年は織姫と彦星は会うことができたでしょうか。皆さんは七夕用の竹に願い事を書いた短冊をかざりましたか。七夕は季節感にあふれる行事ですね。

今日の講師は三井誠先生。日直さんが、「誠という名前は私の初恋の人と同じ名前です❤」という紹介があり、教室がいっきに和やかな雰囲気になりましたね。

講座の前半は山梨ゆかりの作家、中村星湖、山本周五郎、深沢七郎について、後半は太宰治中心のお話でした。漫画「さくらんぼ」などを紹介し、「太宰は若者のバイブル」だったということを分かりやすく教えてくださいました。また、先生の熱く語る姿にぐいぐい引き込まれていきました。

皆さんが事前学習した「富岳八景」については、討議形式の講座をお考えであったという事でしたが、時間がなく多くの皆さんの解釈を聞くことができず残念でした。しかし、37期の皆さんが事前学習をしっかり積んできたのが、ひしひしと伝わってきました。自分の考えをノートにびっしり書いてきた生徒さん、たくさん質問をされた生徒さんなど、主体的に学ぶ2年生、本当に素晴らしいと思います。

  

今日の教室には月見草と半夏生が飾られていました。予習した生徒さんが、本日の講座内容に合わせて持ってきてくれました。講師の三井先生も感心されていましたね。

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