氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

仁丹自動車ガム

2005-08-02 08:20:29 | 懐かしい御菓子
昭和36年に森下仁丹が「仁丹自動車ガム」を売り出した。
板ガムサイズの自動車カードが入っていて10枚集めると賞品が貰える。
アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、日本などの自動車の名前と写真が載っている厚紙のカードだった。
アルファベットと数字のナンバーが有り台紙にカードを貼り付ける。
10枚揃うと10カー賞で20枚揃えると20カー賞の賞品が貰えた。
簡単そうでなかなか揃わない。
夢中になって「仁丹自動車ガム」を買いまくった。

10カー賞の賞品で欲しかったのはピストルです。
アメリカのマテル社の「フアンナー」というコルト45ピースメーカーの拳銃だ。
銀色の金属製の拳銃で金属製の薬莢のなかにバネがありプラスチックの弾丸が飛び出るしかけのリアルな玩具です。
薬莢の尻に糊つきの紙火薬を貼れるギミックもあり音も出たのだ。
百貨店での定価は1800円でとても高価です。
10円のガムをいくら買っても揃わない・・・
友達どうしで重複した自動車カードを交換しても揃いません。
最後の1枚がキーカードで幻のカードでした。
学校で問題になりブームも下火になり挫折のまま終わります。

TVでは西部劇ドラマが大流行していました。
「ローハイド」「ララミー牧場」が大好きで毎週見ていた懐かしい思い出です。

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