氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

往事茫洋

2005-06-22 08:20:55 | 懐かしい思い出
幼い頃の思い出は(特に初夏から夏休みの期間)茫洋として尽きる事はありません。
私が住んでいた大阪市近郊のM市には淀川が流れています。
昔「水都祭」という大きな花火大会が淀川の岸辺で開催されました。
ナイアガラの滝なんて云う仕掛け花火もあり大層に賑わいました。

近所にはM神社、T神社、H神社と夏祭りも3回もあります。
氏子のM神社は一番大きくダンジリがでました。
他の神社は北河内らしく布団太鼓が出ます。
当然喧嘩も祭りの華です。
宵宮、本祭りと各2回、合計6回も露天店が出ます。
それに月3回の夜店を加えると・・・小遣いがピンチです。
近所と雖も校区が異なる神社の祭りに行くには緊張します。
昔の子供は他校の子供と仇のように敵対し眼が合えば喧嘩です。
けれども加減を知っていたから大事には到りません。

夏休みになると近所の公園で町内子供会のラジオ体操がありました。
1回ごとに役員さんにスタンプを押してもらい最後には賞品が貰えます。
スタンプの数で賞品に区別がありました。

学校のプールが新設され市営プールが造られたり街は復興のさなかです。
高度経済成長の前段階の発展ですが皆が貧しかったあの頃です。
初夏から夏休みはアッと云う間に終わりました。

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