氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

震災瓦礫はすべてゴミか?

2012-03-18 08:58:36 | 政治
国も自治体も膨大な震災瓦礫の処理に苦慮している。
瓦礫を仮置きしている自治体の処理能力を大幅に超えている為だろう。
復興が遅々としていっこうに進まない原因だし被災者から見ても胸が痛み気が晴れない。
国は遠隔地の自治体に瓦礫の引取りを依頼しているがこれも遅々として進まない。
放射能汚染が問題で引き取り地域の住民が許さない。
引き取り地域の住民の反対を押し切り遠隔地に高額な輸送費を使って引き取り依頼するのは如何なものか?

震災瓦礫の全てが本当に厄介なゴミでしょうか?
再利用可能な資源だと考えれば対処方法もまた違ってくる。
手間が掛かるが選別(地域の雇用促進になる)して木材はチップやパルプの材料に、コンクリートのガラは粉砕して
生コンの原料(骨材)に、鉄筋や鉄くずは屑鉄として再製しリサイクルする。
その生コンを地元の護岸工事や防潮堤、地盤沈下の嵩上げ、道路の側溝、高台の新しい居住地の造成などに使う。
震災ガラの「地産地消」を考えたら被災地域の復興と雇用創設の一石二鳥だと思うのですが・・・
優秀なキャリア公務員も政治家も誰も提案しない。
役人は己の省庁の権益と縄張り争いに明け暮れ、政治家も党利党略と政局や己の選挙対策に明け暮れる・・・
嗚呼、日本の未来はどうなるのでしょう?




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