氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

切手収集

2005-08-12 08:17:28 | 懐かしい思い出
昭和30年代の初めに「切手収集」が大流行しました。
月刊漫画誌や週刊漫画誌の広告欄には切手収集の通信販売が目白押しです。
外国切手のパックや使用済み切手のパックなど安くて量の有る切手が入門用だ。
中でも人気が有ったのは「月に雁」「見返り美人」などの高価な切手です。
カタログにはあの頃の価格で30000円~15000円位いで表示されている。
少年達の憧れの的であった。

乏しい小遣いで買うのだから「写楽」「ビードロ」「雨傘」くらいが関の山です。
切手趣味週刊で浮世絵のデザインの切手が大きくて綺麗だから人気が有ったのか?

ストックブックやピンセットを買い記念切手の発売日には郵便局で並んで買った。
シートの中で大蔵省印刷局の表示がある1枚を狙って買います。
同じ額面の切手ですが何故かプレミアが付くと信じていた。

昭和39年の東京オリンピック開催の頃から「切手収集」の熱が覚めたように思う。