氣楽亭 日乗

大阪生まれで奈良県広陵町の長閑で氣楽な田舎暮らしの氣功師が氣ままに綴る懐かしい昭和の年代記です。

伴 淳三郎

2012-04-07 09:49:24 | 懐かしい芸人
懐かしの映画「二等兵物語」で主演した「伴 淳三郎(ばん じゅんざぶろう)」通称「バンジュン」が懐かしい。
我らの幼年時代にベッタン(メンコ)の絵柄と言えば相撲、野球、映画、漫画、の人気者が占めていました。
勿論「バンジュン」の絵柄は写真やイラストと沢山あります。

「バンジュン」はなかでも大人気で所謂ギヤグである「アジャパー」という言い草と動作が一世を白眉しました。
あまりの流行語になり学校では禁止語に成った程です。
何か失敗した時や照れ臭さを紛らわす言葉と動作で「アジャパー」を使いました。
何とも懐かしい芸人でしす・・・

花菱アチャコ

2012-04-06 10:06:34 | 懐かしい芸人
「エンタツ・アチャコ」の相方「花菱アチャコ」が懐かしい。
私が物心ついた頃はコンビを解散していました。
最初の記憶はラジオ番組の「お父さんはお人好し」です。
東宝系の映画にもなりましたが大人気を博しました。
映画では伴 淳三郎と主演した「二等兵物語」が大好きで毎回封切りの度に母親にねだり近所の映画館へ
連れて行って貰います。
「アチャコ」のギャグは「もぉ~無茶苦茶でござります~」という台詞と両手を腰の前で水平に廻す動作で
大人気に成り全国的に大流行しました。
子供たちは親や先生に勉強や宿題を出されたときなどこの台詞と動作で言い返します。
大人たちは苦笑いしますが度を越すと激怒しました。

アチャコは吉本興業と縁が深く芸名の「花菱」も吉本に縁が有るからでした。
日本喜劇界の大御所「花菱アチャコ」が懐かしい・・・
今日は古いビデオの「二等兵物語」でも鑑賞します。

植木 等

2007-03-28 09:55:38 | 懐かしい芸人
植木 等さんの訃報を聞いた・・・
また昭和の懐かしい芸人さんに逝かれ寂しくなる。

僕が「植木 等」さんを最初に視たのはTV番組の「大人のマンガ」でした。
「クレイジーキャッツ」のギタリストでボーカル担当です。
プロのミユージシャンがコントやギャグと素敵で素晴らしい演奏をするのを視て
驚愕し虜に成りました。

それまでのコミックバンドはお笑いのボーイズで演奏は拙く泥臭かったのです。
それに比べて「クレージーキャッツ」はバタ臭(アメリカナイズ)てお洒落でした。
日本中の人気者に成りTV、映画、レコードで大活躍します。

「クレージーキャッツ」のメンバーで「ハナ 肇」「石橋エータロー」「安田伸」
は既に亡くなられ後は「犬塚 弘」「谷 啓」「桜井センリ」の三人しか残って
居られません。
昭和は遠く成るばかりです・・・

財津一郎

2006-05-19 10:04:15 | 懐かしい芸人
「てなもんや三度傘」に「蛇口一角」役で出演していた「財津一郎」の事ですが気になって仕方が無かった。
それは何時の頃かは定かでは無いのですが・・・後半の時期だと思う。
洋服姿のカメラマン役が「財津一郎」でした。

大きな三脚が付いた木製のカメラを持ちシルクハットにマントを羽織る洋服姿が幕末の時代設定と似合っている。
「蛇口一角」がカメラマンに成ったのか?
別の役名が有ったのか?
気に成って仕方が無かった・・・

そのカメラマンの名前は「桜富士夫」です。(ふと思い出しました
「蛇口一角」と二役をしていたのか?は疑問ですが・・・
誰か知っていたら教えて下さい。

東京コミックショー

2005-11-26 18:58:32 | 懐かしい芸人
今日の読売新聞の朝刊で訃報を見ました。
「東京コミックショー」の「ショパン猪狩」さんが平成17年11月13日に心不全でお亡くなりになったとの記事です。

「東京コミックショー」は昭和30年代にヘビの芸で有名だった芸人さんでした。
進駐軍の基地やキャンプのショーを独特のバタ臭い芸風で勤めている。
マイナーでアナーキーな「ショパン猪狩」さんが懐かしい。

「ショパン猪狩」さんはシンドバット風の独特な衣装で、頭にはターバン、顔に鯰ヒゲ、上半身は素肌にラメ入りのチョッキ、ぶかぶかのハーレムパンツを胸まで上げて踊りながら登場します。

ステージ中央でクネクネと腰を振りながらお腹をへこませると・・・ハーレムパンツがズリ落ちてお臍が丸見えになる。(大爆笑

小学生が持つような笛を「ピロ~ピロ~ピロ~」と吹いて・・・
「お客さんの好きなヘビ出すよ~!レッド・スネーク イエロー・スネーク グリーン・スネーク?」とボソボソした声で喋る。
「何?レッド? 今日は燃えてんのね!」(爆笑
ピロ~ピロ~ピロ~ レッド・スネークカモン!」(笛で赤い台の蓋を叩く
「あれ? お前グリーンだろ?・・・お前・色盲!」(爆笑

「こないだのお客さん赤出したらチップくれたね!・・・冗談、冗談」
「冗談でもチップくれた・・・」(爆笑

「お次はキングコブラ! ピロ~ピロ~ピロ~」
「・・・勇敢にも・・・勇敢にも・・・朝刊にも・・・(ヘビ尻尾から出る)」
「あれ? お前 逆さま?・・・」(爆笑
「お~キングコブラ・・・北海道はニシン場育ち・・・」
「お前 メガネが曇っている・・・(ヘビの頭の眼鏡模様に息を吹きかけチョッキで丁寧に拭く)」(爆笑
こんなステージが思い出されます。

このスネークショーの作者は「ショパン猪狩」さんの実兄「パン猪狩」さんでした。
お兄さんの「パン猪狩」さんが八百屋を営んでいた「ショパン猪狩」さんを儲かるからと芸人の道へと引き入れたそうです。

お兄さんの「パン猪狩」さんも亡くなっています。
ご兄弟の御冥福をお祈り致します 合掌。
「東京コミックショー」の素晴らしい芸をリアルタイムで観る事が出来て幸せでした。