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202085 金融機関大手の黒字発言の不思議さ

2009年03月14日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
202085 金融機関大手の黒字発言の不思議さ
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/03/14 AM11


『金融情報(金融機関大手の黒字発言の不思議さ)』(Nevada(金融危機特集))リンクより転載します。
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今、シティ、JPモルガン等金融機関の首脳が相次いで期間黒字になっていると発言し、これをもって金融株が買い上げられていますが、この発言にはおかしな点があります。
それは黒字の内容です。

確かに猛烈な人員を削減し、固定費(コスト)を削減していますので、営業黒字になっているかもしれませんが、この発言には不良債権額やデリバティブ評価損は”一切勘案されていない”となっているからです。

今、問題はこの評価損・実現損がいったいいくらになるか、であり、この膨らみ続ける評価損をいかに削減するかを金融市場は疑問視しているのです。

ただ、株式市場は”買い上げ”もあり堅調に推移しており、当面は株式は買い上げるムードになるのでしょうが、実態はなんら変わっておらず、いつまで今の買い上げが続くかが焦点になります。

折から、しばらく忘れられていました、株価が40円以下にたたき売られています【フレディマック】(住宅貸付公社)ですが、昨年10-12月期に239億ドル(2.3兆円)もの赤字になり、2008年通期の赤字が501億ドル(5兆円)にも達し債務超過に転落したために、財務省に308億ドル(3兆円)の追加資本注入を申請したと報じられています。

実態がじわりじわりと悪化している今、次に金融市場の楽観ムードが一変した時、怒涛の暴落が市場を襲うことになります。
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