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192459 「ユーロ圏初の景気後退」→通貨ユーロの下落や中国経済の失速へと繋がっていくのか

2008年11月17日 | 経済破局か?市場の軟着陸は可能か?
192459 「ユーロ圏初の景気後退」→通貨ユーロの下落や中国経済の失速へと繋がっていくのか
  猛獣王S ( 30代 営業 ) 08/11/16 PM11


『注目記事:ユーロ圏、初の景気後退(日経11/15)』(もんどセレクト)より転載します。
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日経新聞に2本の気になる記事が出ていた。

ひとつが「ユーロ圏、初の景気後退 7―9月期、連続マイナス成長」リンクで、
<【ブリュッセル=赤川省吾】欧州連合(EU)統計局は14日、ユーロ圏15カ国の2008年7―9月期の域内総生産(GDP)が前期に比べ、実質ベースで0.2%減になったと発表した。年率換算では0.8%前後の減少で1999年の通貨統合以降、初めての2期連続マイナス成長となり、初の景気後退局面に入ったことが明らかになった。(中略)ハンガリーや英国の下振れ幅が大きく、EU27カ国ベースでも前期比0.2%減となった。(14日 20:59)

もうひとつが「欧州、域内需要頼み限界に ユーロ圏、初の景気後退」リンクで、
<【ブリュッセル=赤川省吾、パリ=古谷茂久】(略)15カ国はユーロ導入前の「低成長・高失業率」の状況に逆戻りする恐れも出てきた。
 世界最大の輸出国ドイツの状況は象徴的だ。2007年8月まで輸出の伸び率は毎月のように2ケタに達したが、今年1―9月は前年同期比で6.2%に減速。中国、インドなど非欧州向けは8.5%だったが、ユーロ圏内への輸出が4%強にとどまった。独経済の輸出依存度は4割弱と日本の2倍以上で、輸出の冷え込みは景気減速に直結する。(07:00)11/15


これが気になるのは1)通貨「ユーロ」下落、2)中国経済の失速(∵EUは中国の最大輸出先)へと繋がるからだ。

1)について週足チャートを見れば、7月頃の高値170円に対し13日金曜日の終値は124円(最近の安値114円からは回復)という動きだ。これにリセッションのニュースが被さればどうなるか。ユーロ安、株安につながると見るのが自然だろう。

2)については貿易統計を待たねば実証出来ないが、貿易失速=経済失速になる公算が高いだろう。

どちらもG20で唱われた緊急経済対策の発動次第だが、今回の金融サミットは抽象レベルの話で具体性に乏しいから、成果無しと酷評されるだろう。ヨーロッパ経済やユーロの動きは気にかけておきたい。
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