前回グリスアップの様子をご紹介しながら記事が長くなり途中で終わりました
今回はその続きを進めましょう Campagnolo SUPER RECORD のグリスアップです

PATENT-76 の刻印が有る 1976年製造の変速機です 前回はこの様に
テンションスプリングを組み付けました ここからプーリーへと作業を進めましょう

カンパのプーリー この頃はベアリング無しと呼ばれ
スチールボールでは無く金属のブッシュが使われた
タイプです



プーリーに刻まれた表裏の溝とブッシュが入る
レース部にグリスを塗布します
グリスはフィニッシュラインのテフロングリスを
選んでいます


各部へ確実にグリスが塗れる様にしましょう
変速機のプーリーは自転車の中で一番回転数の
多い部品です 但しこれは条件によりハブの方が
高回転の時も有りますが・・・


黄色い色をした金属ブッシュです

これにもグリスを塗ります


それをプーリーの金属レースに挿入


これをどの様に呼ぶのか解りませんが プーリーの
一番外側で先程のブッシュを押えている部品です
これの凹んだ内側にもグリスを塗っておきましょう


そのパーツをプーリーの溝に装着します
この作業は 2個有るプーリー両方する事は同じです
寄り道

カンパのこの樹脂製のプーリーに潤いがなくなり
風邪を引いています これは見栄えが大変悪い
ですね


こんな時は何かオイルを塗っておきます


オイルを樹脂に浸透させる様に塗ってやれば良い
ですね オイルでは無くカーショップなどで
扱っているアーマオールやタイヤワックス
でも良いと思います

見栄えは良くなりました 荒れたお肌に化粧水を
使ったのと同じかな?(笑) ただ親指の辺りに
一本筋が有るのが分かるでしょうか ここは後に
必ず割れます


私のロードレーサーで今はほとんど乗らずに保管して
有りますがこの通りです 1969年のヌーボレコード
ですが 使っているのは同じプーリーで カンパで
良く起こる症状です

すみません作業に戻りましょう プーリーにグリスを
塗布し組み付けの準備が出来ました

どちら側からでも良いですが作業のし易い方から
行きましょう


プーリー取付けボルトにもグリスを塗布


プーリーケージにボルトを通しプーリーも入れ
ましょう


内側のプーリーケージでそれを挟みます
ケージの裏表を間違ってはいけません

内側のケージには雌ネジが切って有るので ボルトで
軽く止めておきます


もう片方のプーリーも同じ様にプリ―ケージの
間へ挟みます


そして取付けボルトを入れます


そしてボルトを良く締め込めばプーリーの取り付けは
完了です この状態はテンショスプリングが伸びきって
いるので上がテンションプーリー下がガイドプーリーで
上下逆になっています これはこの後の作業で正確な
位置へ戻して行きます

はみ出したグリスは綺麗に拭いておきましょう

この後プーリーの上下を入れ換える為のボルトやパンタスプリングの取付けへと
進みますが今回もここまでにしておきます 次回に組立を完了させましょう
前回の作業 【 カンパニョーロ リアディレーラー グリスアップ SUPER RECORD 】
今回はその続きを進めましょう Campagnolo SUPER RECORD のグリスアップです

PATENT-76 の刻印が有る 1976年製造の変速機です 前回はこの様に
テンションスプリングを組み付けました ここからプーリーへと作業を進めましょう

カンパのプーリー この頃はベアリング無しと呼ばれ
スチールボールでは無く金属のブッシュが使われた
タイプです



プーリーに刻まれた表裏の溝とブッシュが入る
レース部にグリスを塗布します
グリスはフィニッシュラインのテフロングリスを
選んでいます


各部へ確実にグリスが塗れる様にしましょう
変速機のプーリーは自転車の中で一番回転数の
多い部品です 但しこれは条件によりハブの方が
高回転の時も有りますが・・・


黄色い色をした金属ブッシュです

これにもグリスを塗ります


それをプーリーの金属レースに挿入


これをどの様に呼ぶのか解りませんが プーリーの
一番外側で先程のブッシュを押えている部品です
これの凹んだ内側にもグリスを塗っておきましょう


そのパーツをプーリーの溝に装着します
この作業は 2個有るプーリー両方する事は同じです
寄り道

カンパのこの樹脂製のプーリーに潤いがなくなり
風邪を引いています これは見栄えが大変悪い
ですね


こんな時は何かオイルを塗っておきます


オイルを樹脂に浸透させる様に塗ってやれば良い
ですね オイルでは無くカーショップなどで
扱っているアーマオールやタイヤワックス
でも良いと思います

見栄えは良くなりました 荒れたお肌に化粧水を
使ったのと同じかな?(笑) ただ親指の辺りに
一本筋が有るのが分かるでしょうか ここは後に
必ず割れます


私のロードレーサーで今はほとんど乗らずに保管して
有りますがこの通りです 1969年のヌーボレコード
ですが 使っているのは同じプーリーで カンパで
良く起こる症状です

すみません作業に戻りましょう プーリーにグリスを
塗布し組み付けの準備が出来ました

どちら側からでも良いですが作業のし易い方から
行きましょう


プーリー取付けボルトにもグリスを塗布


プーリーケージにボルトを通しプーリーも入れ
ましょう


内側のプーリーケージでそれを挟みます
ケージの裏表を間違ってはいけません

内側のケージには雌ネジが切って有るので ボルトで
軽く止めておきます


もう片方のプーリーも同じ様にプリ―ケージの
間へ挟みます


そして取付けボルトを入れます


そしてボルトを良く締め込めばプーリーの取り付けは
完了です この状態はテンショスプリングが伸びきって
いるので上がテンションプーリー下がガイドプーリーで
上下逆になっています これはこの後の作業で正確な
位置へ戻して行きます

はみ出したグリスは綺麗に拭いておきましょう

この後プーリーの上下を入れ換える為のボルトやパンタスプリングの取付けへと
進みますが今回もここまでにしておきます 次回に組立を完了させましょう
前回の作業 【 カンパニョーロ リアディレーラー グリスアップ SUPER RECORD 】
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