前回洗車をした お買い物自転車 通常はそのまま自然乾燥をさせますが
チェーンに関してはあまり時間を置かずにオイルを差した方が無難だと思います

洗車の工程で油脂類も綺麗に洗い落としました、そのお陰でとても綺麗な状態です
ただチェーンに関してはこのまま置いておくと直ぐに錆びが発生します
一度錆びさせるともう元に戻す事が出来ないのでそれは絶対に避けるべきです

洗車をした場所から必要な物が用意してある
自転車小屋へ移動しました


油脂を洗い流したチェーンは指で触れるとパシパシ感が
有ります これは触って感じてみれば良いと思います
普段からオイルを差しているチェーンはそれ程でもない
ですがオイル乗りの悪いチェーンなら 洗車後 5分以内
にはオイルを差した方が良いですね


チェーンオイルに関してはご自分の好みの物で結構です
でもここにあまり粘度の低いミシンオイルなどは 直ぐに
オイル切れを起こすので有る程度の粘度が有った方が良い
でしょう CRC-556 などは使うべきでは無いですね
私が使っているのは WAKO'S ワコーズのチェーンルブ
これは水置換性が有り 洗車後の濡れたチェーンにも
良いと思い使っています

オイルの量はやや多めで良いでしょう ローラーリンクの
ローラー内に充分オイルが行き渡る事が重要です ただ
リムのブレーキの当り面に付着しない様に注意します


チェーンにオイルが行き渡りとても良い状態になりました
この時の感触も指で触れて是非覚えておくと良いですね
自転車整備は自身の感覚に頼る部分も多く有ります

チェーンの張り これが今少し緩い状態ですね
この様な普段乗りの自転車でも チェーンが伸びる
と言う現象が置きます
これも感覚で張り調整をしますが ちょっとどの程度の
遊びが有るか具体的に測ってみましょう


これはチェーンをピンと張った状態で
チェーンステーからチェーンまでの距離を測っています
チェーンステーからチェーンのピンまで 37mm と読めます


こちらは同じ場所で チェーンを持ち上げて測っています
今度は 58mm と読め 先程との差が 21mm
このチェーンの張りに付いては自分の好みや 走法に依っても
変える事も有るので 絶対にこれだと言う決まりは有りませんが
今回の状態は 緩めの限界ですね

自転車のチェーン これは自転車の乗り味を決めるとても重要な部品だと思います
他の回転部分などの整備に比べチェーンはその違いをはっきりと実感出来ます
チェーンの張り調整等は又整備を進めて行く時に触れて行きましょう
うんちく
チェーンが伸びると良く表現しますが これはチェーンの金属が伸びる訳では有りません
チェーンがギアの上を通過する時 アウタープレートとインナーリンクが屈折を繰り返し
それらの穴が削れ広がり、それを止めているピンも痩せて細くなります その結果リンク間の
距離が長くなり それをチェーンが伸びたと表現しています
前回の作業 【 自転車を洗車する 】
次の作業 【 自転車の ペダルを外す 】
チェーンに関してはあまり時間を置かずにオイルを差した方が無難だと思います

洗車の工程で油脂類も綺麗に洗い落としました、そのお陰でとても綺麗な状態です
ただチェーンに関してはこのまま置いておくと直ぐに錆びが発生します
一度錆びさせるともう元に戻す事が出来ないのでそれは絶対に避けるべきです

洗車をした場所から必要な物が用意してある
自転車小屋へ移動しました


油脂を洗い流したチェーンは指で触れるとパシパシ感が
有ります これは触って感じてみれば良いと思います
普段からオイルを差しているチェーンはそれ程でもない
ですがオイル乗りの悪いチェーンなら 洗車後 5分以内
にはオイルを差した方が良いですね


チェーンオイルに関してはご自分の好みの物で結構です
でもここにあまり粘度の低いミシンオイルなどは 直ぐに
オイル切れを起こすので有る程度の粘度が有った方が良い
でしょう CRC-556 などは使うべきでは無いですね
私が使っているのは WAKO'S ワコーズのチェーンルブ
これは水置換性が有り 洗車後の濡れたチェーンにも
良いと思い使っています

オイルの量はやや多めで良いでしょう ローラーリンクの
ローラー内に充分オイルが行き渡る事が重要です ただ
リムのブレーキの当り面に付着しない様に注意します


チェーンにオイルが行き渡りとても良い状態になりました
この時の感触も指で触れて是非覚えておくと良いですね
自転車整備は自身の感覚に頼る部分も多く有ります

チェーンの張り これが今少し緩い状態ですね
この様な普段乗りの自転車でも チェーンが伸びる
と言う現象が置きます
これも感覚で張り調整をしますが ちょっとどの程度の
遊びが有るか具体的に測ってみましょう


これはチェーンをピンと張った状態で
チェーンステーからチェーンまでの距離を測っています
チェーンステーからチェーンのピンまで 37mm と読めます


こちらは同じ場所で チェーンを持ち上げて測っています
今度は 58mm と読め 先程との差が 21mm
このチェーンの張りに付いては自分の好みや 走法に依っても
変える事も有るので 絶対にこれだと言う決まりは有りませんが
今回の状態は 緩めの限界ですね

自転車のチェーン これは自転車の乗り味を決めるとても重要な部品だと思います
他の回転部分などの整備に比べチェーンはその違いをはっきりと実感出来ます
チェーンの張り調整等は又整備を進めて行く時に触れて行きましょう
うんちく
チェーンが伸びると良く表現しますが これはチェーンの金属が伸びる訳では有りません
チェーンがギアの上を通過する時 アウタープレートとインナーリンクが屈折を繰り返し
それらの穴が削れ広がり、それを止めているピンも痩せて細くなります その結果リンク間の
距離が長くなり それをチェーンが伸びたと表現しています
前回の作業 【 自転車を洗車する 】
次の作業 【 自転車の ペダルを外す 】
具体的に張りが緩い場合と強い場合で、どの様な乗り味の変化があるのか今から楽しみです!
強ければ掛りが良いけど 伸びない
緩ければ出足は悪いが後半伸びるなんて昔から言います
これは自分で試してみれば何となく感じるかも解らないですね
そしてバックを良く踏むなら やや緩めの方が楽かと思います
街乗りで使うこの様なお遊び自転車ならやや緩めの方が疲れなくて良いかな?
早々に乗り味を教えて頂き、ありがとうございます。
【掛かりが良い】と言うのは、踏んだ時の反応や加速が良い。
【伸びが良い】と言うのは、スピードが乗ってからの伸びが良い。
と理解して良いのでしょうか?
初歩的な質問で申し訳御座いません。 f ^^;)
これは固定ギアの自転車で感じる事でフリーギアではあまり感じないですね
固い Yasuさんが仰る反応が良いと言うのが良く言い現わしています
緩い スピードに乗ってからさらに伸びると言うのは少し違いますが
出足は良くないがその後が楽 くらいの感覚ですね
この辺は選手により好みが有りかなり神経質に調整をする部分じゃないでしょうか
でも一般車や婦人用自転車では又違う事を考えながら張り調整をします
詳しいご説明ありがとうございました。
好みも有ると思うのですが、1000mTT等の時は緩めの方が良い感じでしょうか?
また、スプリントなど相手選手と駆け引きが有る時などは固めの方が良いのでしょうか?
チェーンに遊びが無いとずっと脚が緊張していますから それがどれだけの時間、距離を耐えられるかと言うのも有りますしね
私自身選手時代はかなり固めに張っていましたが 今思い返せばもう少し緩くて良かったかなと これは選手を辞めてからずっと思っている事です
1000mT.T ではまずバックを踏む事は無いですが
でも絶えず踏んでいる訳でも無く流す処は流している様ですし
スプリントは相手合わせで進めて行きますからバックを踏む事も多いのであまり出足重視でパンパンに張るのも辛そうだし
本当に難しいですね 自分の好みで、としか言いようが無いです