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Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カンパニョーロ リアディレーラー 洗浄 SUPER RECORD

2013-11-19 20:33:51 | 自転車整備 ディレーラー
前回メンテナンスの為に分解したカンパニョーロの変速機、スーパーレコード
今回は洗浄しますが少し荒れた部分も有るので その辺も注意しながら作業を
進めて行きます





カンパのリアディレーラー スーパーレコードの構成部品です 1951年に初のパラレログラム式の
GRAN SPORT グランスポルトから 1984年の最終期までほぼ構造は変わっていません
1984年に発売された C RECORD コルサレコードからエアロフォルムになり意匠的にも
大きく変わって行きます






皆さんにお見せするのに気が引ける程
良く汚れています




今回の洗浄は汚れ方から室内では少々無理が
有りそうです 室外で作業を進めましょう






KURE のパーツクリーナー これを使います
乾燥に掛かる時間も丁度良く私のお気に入りの
一つです 容器にたっぷりスプーレーし部品を
少し浸けておきます






今回は汚れが想像以上に頑固なので こちらも
試してみます キャブレター用のクリーナーで
乾燥時間が長く、漬け置きをするにはこちらが
良いでしょう

ただクリーナーキャブはパーツクリーナーの倍以上の
お値段がするのであえてこれを使う必要はないかな・・・






ビフォーアフターの様に見て頂きますが 最初は
地肌が分らないくらい汚れていました 顔を出せば
随分綺麗じゃないですか テンションスプリングの
ケースです






お肌の潤いを無くしてしまったプーリー
カンパのプーリーは感覚的に揮発性の物に弱そうです 
洗浄は手早く済ました方が良い様に思います




頑固にオイルがグリス状に固まっていたプーリー
ケージも一応綺麗にはなりました






変速機取付用のピポットボルトとテンションボルト
これらはチタンです 独特の光沢を発し、さすがに
錆も有りません






テンションスプリングです 元々多くのグリスが
塗布されたパーツですが 素敵に汚れています(笑)




綺麗に洗ってあげますとも






細手のブラシを使い内部からも擦ってやります
コイルの隙間も綺麗にしないといけません




どうですか? 綺麗になりましたよね 錆びていなくて
良かったです




パンタスプリングです、油汚れは落ちましたがこの
錆はまた別物です これは又別に考えます




これで一通りの洗浄が終わりました ブラシで擦る
作業が多いとクリーナーも良く飛び散るので室内では
避けたい仕事ですね




さてこの様な容器に残ったクリーナーですがこの
処分もしないといけません








ウエスにもランクが有りますよね Aクラスから廃棄まで
そんな捨てる奴でクリーナーを吸わせてしまいます




そしてウエス用のゴミ箱へ・・・ その内に乾燥
してしまいます






そして容器も綺麗に拭き取れば 次にも気持ち良く
使えます パーツクリーナーで拭いてもらえるなんて
幸せな容器達です





こうして一通りの洗浄が終わりました 通常ならこの後グリスアップへと
進めるのですが まだ錆が浮いたパーツや肌荒れがした物も有ります
折角なので次回にもう一手間掛けてあげようかな・・・

前回の作業 【 カンパニョーロ リアディレイラ― 分解 SUPER RECORD 】

次の作業 【 変速機の錆落し 】

 
コメント (2)
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