機内映画 - 相棒 劇場版III

＠ブリティッシュエアウェイズ ロンドンヒースロー行き

なんか、古い機体なのか、ずいぶんとモニタが粗い画素で、細かいところがよくわからなかった。

映画館公開時に見逃していたので、見れてうれしい一本。

孤島で訓練する謎の民兵組織の事件を端緒に、防衛省だのウイルス兵器だのと、話の展開の仕方が面白くて、あっという間の1時間半。

民兵組織なんて聞いたら、テロリストと思うだろう、しかしいざという時に守ってくれるのは、国や自衛隊ではなく、自分なのだ。

だからその時のために、兵器は用意しておく必要があるのだ。

拘置所で、特命係とのやり取りで交わした神室の言葉はとても恐ろしいものであるが、そんな事態が起こりえないとは思えなくなってきているのもまた現実。

兵器で担保する平和なんて、もろい平和だと思う、という杉下右京の言葉も、全くその通りで、だからこそ核兵器のない世界を目指すのであろうが、自分を含めどれだけの人がそこまで考えて平和の中身を考えていることか。

なんて、ちょっとエンターテイメントの枠を超えたことを考えながら見ておりました。