遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

【日本百名山登山】五十二座目 斜里岳

2017年08月28日 | 登山
知床斜里駅前のビジネスホテルで前泊し、羅臼岳の疲労からなんとか体を回復させて、斜里岳の登山口へ。

斜里駅から清岳荘までは意外に遠く、林道を通ることもあり、1時間弱かかりました。

平日だからか、駐車場の空きは十分ありました。


清岳荘前の登山口を6:45に出発。

清岳荘から出発する登山道は、少しの林道歩きといくつかの渡渉を越えると、下二股から旧道と新道に分かれ、標高が上がったところにある上二股で再び合流します。

今回は登りは旧道、下りは新道を選択しました。




旧道は、沢に沿って登っていくコースで、何度も渡渉しますし、沢の真横を歩いたりします。




岩の斜面に張り付いて登る箇所やなかなか怖い鎖場もあり、アスレチック度が非常に高いです。



よく参考にさせていただいている「日本百名山登山支援」というサイトでは、斜里岳の難易度は低く設定されていますが、自分の感覚では羅臼岳よりも難易度は高いように思います。

特にお年を召したような方は、皆新道経由で登られていたようです。

沢登りは、涼しく登ることができるので、肉体的には大丈夫でしたが、精神的な疲労の方が大きかったように思います。

登るにつれて徐々にオホーツク海の眺めも良くなってきます。




登山口から2時間半ほどで上二股の分岐に着き、ここからはよくある登山道を登っていきます。

上二股からも斜度はきつめの道のりで、グングン高度は稼いでいけます。

馬の背まで上がると、やっと斜里岳の山頂が認識できました。



チャリ部長は、羅臼岳の疲れと斜里岳登山のきつさから、馬の背でリタイア。


見た目では遠そうな感じでしたが、馬の背から山頂までは20分弱でした。



昨日の羅臼岳とは違い、斜里岳山頂からの見晴らしは文句なし。




チャリ部長もせっかく上がってきたのだから、頑張って山頂まで登って、この絶景を見るべきだったね。

知床半島から網走、摩周湖まで望むことができました。

斜里岳山頂は、広いスペースもあり、弁当を食べることもできますが、チャリ部長が馬の背で待っているので、ほどほどに景色を眺めて下山します。


下山時に歩いた新道は、しばらく森の中を歩いたあと、熊見峠までは稜線歩きとなります。




とても気持ちいいコースで、この道は下山路として選択して正解の道でした。

実際のところ、旧道ではとても下山することはできないため、新道を選択したというのが事実ですが。

熊見峠以降は黙々と森の中を下山していきます。


登山口に戻ってきたのは、13時半ごろ。

予想外に時間がかかってしまいました。

昨日と今日の登山用に、ガスボンベを購入したのですが、飛行機に乗せて持って帰ることができないので、清岳荘の方に寄付させていただきました。

調理などに使えると喜んでいただき、良かったです。


また来年も北海道の山を狙いたいと思います。

【日本百名山登山】五十一座目 羅臼岳

2017年08月27日 | 登山
ほぼ一年ぶりの百名山登山で、今回のターゲットは、知床半島の羅臼岳。

同伴のチャリ部長と共に、知床ウトロの宿に前泊し、朝4時半には登山口の木下小屋前駐車場に到着。

人気の山と聞いていたので、駐車場の空きスペースは心配でしたが、意外に大丈夫でした。


木下小屋で入山届を出し、5時頃登山開始。



羅臼岳登山道は、割と緩かな登りが続きますが、その分距離が片道7kmと長いです。

朝が早いのと、冷涼な北海道で気候は快適、快調に登っていきます。

2時間半ほど森の中歩くと、稜線登りになります。



ここから、急に強風との戦いになりました。

雨こそ降らなかったですが、強風に霧が混ざっており、少しずつ全身が濡れていき、すこし寒気が。

途中から強風はなくなりましたが、登頂まで霧の中での登山となりました。




羅臼岳山頂は、なかなか危険な崖の上にあり、さらに再び暴風が吹き荒れる状態。

羅臼岳の標識で写真を撮ろうにも、暴風で飛ばされそうになります。



チャリ部長は、せっかく山頂まで来たのに、暴風のため標識に近づかず。

山頂からの眺望も拝めず、ご飯も全く食べれる状態ではないので、そそくさと下山。

下山中に風が収まったところで、昼食としました。



花を撮りつつ下山します。

リンドウが綺麗でした。






羅臼平付近まで下りてくると雲がとれ、北方領土が見えました。




ちゃんと晴れてくれれば、きっと絶景が広がっていたのでしょうねぇ。

知床五湖とオホーツク海も素晴らしい眺め。



山頂でこの快晴の眺望が見たかったですね。


13時半に無事下山。

休憩を都度入れていたので、時間がかかりましたが、それにしても距離が長かった。

明日は斜里岳登山、体力残っているかしら?