遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

読書感想文 - 深夜特急4 シルクロード

2014年06月09日 | 読書
最も自分にとって縁遠いと思われる中東の旅。

アフガニスタンなんて、今でこそ入国できるのか分からないくらいテロやなんやらで危険地帯に指定されているけど、著者が旅した当時は安全な旅ができたんですねぇ。

ヨーロッパからもアジアからも陸路で貧乏旅行をする若者たちが流入してくる様は、まさにシルクロードって感じがします。

シルクロードってもっと北の中央アジアあたりを指すのかと思っていたけど、イランやアフガニスタンもシルクロードに入るのか。

文中で意外に思ったのが、物価がインドと比べて倍近く高いということ。

そしてバスがちゃんと縦横無尽に走っているということ。

鉄道が無い分、バスが重要な移動手段なんでしょうねぇ。

読書感想文 - 深夜特急3 インド・ネパール

2014年06月02日 | 読書
第三巻は、深夜特急シリーズで、実は一番読み応えがあるような気がする。

というのも、やはりインドという国の強烈さをたっぷりと味わうことが出来るから。

カースト制、道端で倒れているあらゆる病を持った病人たち、猛烈な暑さ、列車のド級な混雑などなど。

舞台がインドとなれば、イメージとして驚くようなものではないのだが、読んでいても自分が筆者と同じ行動・経験を出来るかと言うと、全く出来る気はしない。

トイレで用を足した後、紙を使わず手で処理する、という方式に筆者はすぐ慣れたと書いているが、今の自分には多分無理。

そもそも大混雑の電車に乗ることすら出来ないだろうな。

旅をずっと続けていると、当たり前のように出来る自分も登場するのかしら。

そういう旅が出来るようになれば、本当にその国を旅をしたことにはなるんだろうがなぁ。

筆者が旅をした時代からすると、今はインドも相当旅をしやすくなっているのだろうが、自分が旅をしようと言うには、まだ勇気が足らない。

でも、本を読んでいつかは足を踏み入れたいという興味がそそられたことは間違いない。