遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

読書感想文 - 氷河期 ルーヴル美術館BDプロジェクト

2014年05月30日 | 読書
日比谷図書館の特設コーナーで展示してあった一冊。

文章ではなく漫画本で、本自体のデザインやサイズ、絵のタッチや吹き出しの位置、キャラクターの動きがどうも「タンタンの大冒険」に似ている。

特設コーナーの紹介文を読んでみると、この作品はタンタンと同じフランスの漫画作品で、BD(バンド・デシネ)というジャンルだそうな。

ちょっとキャラクターの動きの意味がよく分からないところがちょいちょいあったが、ルーヴル美術館とのコラボ作品ということで、後半から怒涛のように美術品が登場。

有名な美術品ばかりのようだけど、造詣があまりにも浅い自分には、絵を見ても美術品であることがさっぱり分からなかったな。

読書感想文 - 深夜特急2 マレー半島・シンガポール

2014年05月28日 | 読書
第二巻は、香港から飛行機でタイに渡り、マレーシア、シンガポールと旅する内容。

後に著者が自分で気づいているが、これらの国を香港のような街や人々の熱気を追い求めて旅をしてしまっており、そのギャップから最後まで負のイメージを持ちながら旅をしてしまっている。

文章にもそのような描写が何度も表れており、読み手としても、各国の雰囲気や特徴を感じとれず、東南アジアには魅力がある国が無いという印象を受けてしまった。

もうちょっと早く東南アジアは香港ではない、と気づいてほしかった。

東南アジアでも、筆者はその土地の生活に入り込み、日々を過ごしているが、特にベナンでの滞在記は、この本で最も面白いところ。


アルプスあづみのセンチュリーライド2014

2014年05月25日 | 自転車
http://www.aacr.jp/index.html

今年初のロングライドイベント、以前から出てみようと思っていた大会です。

出場したのは、最長の160kmコースではなく、120kmコース。

募集開始10時間でまさかの160kmコースが満席となり、泣く泣く120kmコースとなったのです。

そんな大人気の理由ははっきりとは分からなかったですが、コース設定が若干易し目であるからと思われます。

120km以下のコースでは、斜度の最大が5%程度で、登坂一気に上がるのではなく長い距離をかけてジリジリと上がっていくタイプの坂が多いです。


人気のイベントですが、人数自体はそれほど多くなく、スタートして割とすぐに参加者はバラけてしまうので、できるだけチームメンバーで固まって走っておりました。

今日はザワタロウがずっと引いてくれましたが、調子がいいのか、成長したのか、最初から飛ばす飛ばす。

キツイ坂が無いのでちゃんと付いていけていましたが、脚をバンバン使ってしまい、折り返し後の坂で脚が無くなってしまいました。

この状態になると、平地も満足に走れないので、最後の20kmは辛かったなぁ。


幸いなことに、今日は向かい風がほぼ皆無で、薄い雲がスタートからゴールまでずっと太陽を遮ってくれ、日焼けをすることも無かったので、体へのダメージは最小限で抑えられました。

7時半のスタートで14時過ぎにゴールとなりました。


この大会も、走る以外に食べる楽しみもエイドステーションにたくさん用意されておりました。

というか、そもそもエイドステーションが多くて、各エイドでちゃんと違う料理が用意されているので、結局消費カロリーより摂取カロリーの方が多くなったはず!

穂高エイドではお饅頭とプチケーキ、大町エイドでは「おざんざ」、大町温泉では漬物、木崎湖エイドでの冷奴、とそれぞれのエイドでしっかり飲み食いを楽しんでしまいました。

特に冷奴がお代わりをしてしまうくらい最強に美味しかったですな。

おざんざという料理は今日初めて知ったけど、麺のノド越しがよくてこれもうまかったです。


まだまだ雪に覆われた美しいアルプスや、のどかな田園風景を眺めながら、気持ちよく走れるいいコースでした。

というわけで、来年は160km参加を目指したいと思います。

読書感想文 - 深夜特急1 香港・マカオ

2014年05月21日 | 読書
紀行本の代表格とも言える深夜特急シリーズ。

著者がインドからバスを乗り継いでイギリスを目指す旅の記録です。

泥臭く、危険で、金欠な旅は実際にはできるものではないけど、皆こういう旅をしてみたい、と多少なりとも憧れをきっと持ちながら読むことになる、ロマン溢れる内容です。


第一巻は、スタート地点のインドの話が少しあるが、インドに行く前に立ち寄る香港・マカオの話がほとんど。

香港もマカオも行ったことがあるので、読んでいると現地の雰囲気を思い出せる気がしてきます。

香港では、街や人の熱気がすごく、露天商や屋台が並ぶ通りを見ると、祭りが毎日開催されているような感覚になる、と著者は言っています。

確かに、香港は一般的な店の印象はあまり無く、地べたでわけわからんものとか売りながら道行く人に声かけまくってるオバチャンとかの記憶が残っているな。

滞在中の宿が連れ込み宿になった、というのも自分ではとても勇気が無くて出来ないが、本で読むと面白い逸話。


マカオでは、カジノで「大小」にすったもんだする話が大半だが、ここも自分にとっては面白かった。

自分もマカオのカジノに行った時は、ひたすら大小をやってたので、読みながら著者の情景も目に浮かぶ。

さすがにディーラーの動きや法則までは自分は分からなかったが、周囲の人の賭ける様子を見て賭けたりとか、そろそろゾロ目が来るだろ、とかの勘を働かせてたことを思い出し、「そうそう!」と心の中で思いながら読み進めました。


現地の雰囲気が手に取るようによく分かる文章なので、国や民族でどのように違うのか、を理解できるのが深夜特急シリーズの良さかと思います。


読書感想文 - 登頂 竹内洋岳

2014年05月14日 | 読書
日本人で初めて8000m峰14座を登頂したプロ登山家竹内洋岳の登山記録。

会社所属の登山家なのに、プロってどういうことだろう、と思っていたが、この本に想いが書いてあった。

登山人口の裾野を広げるために、アマチュアが目指す目標になるべくプロを名乗った、とのこと。

自分も山に登る人間なので、竹内氏を目標にしてヒマラヤとか世界の高峰に触れてみたい興味だけはあるのだがね。

やっぱりこういう人は、本当に行動力がある。

就職したてなのに、登山のために早速何ヶ月も休職したりとか出来ないものね。

登山にかかるお金も100万とか、そんなお金出せないもんなー。


ブログで公募したパートナー阿蘇さんとチョーオユーに登る話が、阿蘇さんを自分に置き換えてみることで、その厳しさが手に取るように想像できる。

アルパインスタイルをベースとした速攻登山のため、高度順化のスケジュールがタイトで、体質的に慣れていないと毎日高山病との厳しい戦い。

初の富士山も高山病になった自分は、きっとヒマラヤではいつ順化するのか、と思うくらい辛い日々が続きそう。

プロ登山家でも、やはり道に迷うようで、チョーオユー下山の話もなかなか興味深い。

暗闇の中に道に迷う恐怖、道に迷った時の基本である登り返しを決断することの困難さ、超高峰であるがゆえの凍傷。

そんな登山の怖いところが下山のエピソードにたっぷり含まれている。

一番印象に残ったのは、「結局自分を助けるのは、自分でしかない」という心構えがこのような厳しい山に挑むためには必要であるということだった。

チャリツーリング - 江戸川遡上

2014年05月11日 | 自転車
本日は快晴、そして風が弱く絶好のお出かけ日和。

ということで、今年も春恒例の江戸川遡上にチャレンジ。

今回はチャリ部長と共に葛西臨海公園からスタート。

旧江戸川河口から利根川との合流地点までの片道60kmをちょうど三時間で走りきりました。

風が無いとはいえ、トレーニングしていない怠脚には、目の前にある空気の塊が若干の向かい風に感じられます。

5月になると、名物の菜の花畑はもう無くなって、景色的にはさみしい感がありましたが、汗をそれほどかくこともなく、気候的には気持ちよく走れるいい日でした。

折り返し地点の関宿城では、城下にあるいろり茶屋で、二人ともうな重セットをガッツリ。

毎年ここではうな重を食べてる気がするな。

行きは東京・埼玉側、帰りは千葉側を走る。

千葉側は、初めて河口付近まで走ったけれど、市川市区間は、色々と走りにくいですね。

また、海に近づくと橋がないので、東京側に戻る場合は要注意ですね。

千葉側を走っていると、流山の方に東へ伸びるサイクリングロードがあるのを発見。

「運河」と呼ばれているようで、どうやら茨城に行けるみたい。

次回の江戸川はこの道に入ってみようと思います!

本日の走行距離:127.35km

プロ野球観戦 広島×ヤクルト 8回戦

2014年05月07日 | スポーツ観戦
@神宮球場

師匠の退院祝いに連日のカープ応援。

さすがに昨日よりは全然空いていたけど、それでも外野はやはり混みこみ。

しかしまぁ、今日は何もいいとこなしでしたね。

福井投手はまた二軍なのかなぁ、という内容。

打つほうもなかなかヒットが出ませんでしたなぁ。

今年も結局鯉の季節まで、と言われないように明日は勝ってほしい!

プロ野球観戦 広島×ヤクルト 7回戦

2014年05月06日 | スポーツ観戦
@神宮球場

旧職場のカープを愛する青年たちと久々の外野観戦。

今日は惜しかった!

9回表、打率1割が並ぶ下位打線がまさかの連打!

まぁ、ヤクルトの守備エラーのおかげではありますが、盛り上がりましたねぇ。

後一本で同点、というところでゲームセットは悔しい。

要所でゲッツーを二回くらい見て、以前のカープを思い出したが、9回表の粘りは今年のカープが違う象徴であると思いたい!


それにしても、カープ人気が異常に高くなってますね。

試合開始2時間半前から並び始めたのに、入った時にはすでにレフトスタンドは一杯。

座れたのは外野のポール裏で、バックネット近くまで三塁側はすぐに赤色になった。

休日補正があるにせよ、神宮で28000人はすごい。

劇場映画 - テルマエロマエII

2014年05月03日 | 映画
thermae-romae.jp/

@109シネマズ木場

前作とあまり変わらないベストキャストでしっかり笑わせていただきました。

前に座っていた若い兄ちゃんが劇場内に響くくらい大爆笑してて、ちょっと興ざめしたが…

肝心の温泉に関しては、湯を求めるローマ帝国内の需要と平たい顔族の供給施設をよくマッチングさせ、笑いを織り交ぜながらうまくストーリー展開されてるかと。

当たり前なことだけど、湯の文化って進化してんだなって実感。

草津温泉のシーンを見てると、温泉行きたくなるわ。

まだ続きがあるような無いようなエンディング、三作目を期待。

ちなみに、今日の木場はかつて見たことの無い混雑ぶりでした。

自分のための上映も楽しめる可能性が高い木場で、あの混雑はさすがGW。