突如ペンギンやシロナガスクジラが現れたりと不可解な事象が次々と起こる街を舞台に、小学生のアオヤマ君が友達と事象を「研究」しながら、謎を解明していく、というお話。
SFなので、各シーンごとに空想をしっかりしながら読む必要がある。
状況が文章で非常に詳しく描かれているが、細かいが故にあまりちゃんと読めず、イメージを膨らませられない。
読力不足な自分を痛感しつつ、訓練と思って頑張って読む。
とは言え、全体的にはストーリーの理解は平易で、ラストも奇をてらったものではなく、予想通りの内容。
終盤まで大きな展開も特に無く、淡々とした内容である印象を受けるかもしれない。
そのため、帯に書いてあった「ラストに涙」は自分は出なかったが、のんびりと読むにはいい小説。
不思議なお姉さんと「おっぱい」が好きなアオヤマ君、このコンビの独特の会話で引き込まれる。
小学生観、というのがよく描けていて、ウチダ君やハマモトさんとの小学生同士の会話を読んでいると自分もこうだったなと、ニヤニヤできたりもする。
常に研究課題を持ち、どんなことでも記録をつけるという癖をつけているアオヤマ君は立派で、記録をつけることをやっと覚えた自分にとって彼の信念は多いに共感できるところがあったり。
自分の子供は、彼のように常に探究心と向上心を持っているような子供に育てたいですな。
SFなので、各シーンごとに空想をしっかりしながら読む必要がある。
状況が文章で非常に詳しく描かれているが、細かいが故にあまりちゃんと読めず、イメージを膨らませられない。
読力不足な自分を痛感しつつ、訓練と思って頑張って読む。
とは言え、全体的にはストーリーの理解は平易で、ラストも奇をてらったものではなく、予想通りの内容。
終盤まで大きな展開も特に無く、淡々とした内容である印象を受けるかもしれない。
そのため、帯に書いてあった「ラストに涙」は自分は出なかったが、のんびりと読むにはいい小説。
不思議なお姉さんと「おっぱい」が好きなアオヤマ君、このコンビの独特の会話で引き込まれる。
小学生観、というのがよく描けていて、ウチダ君やハマモトさんとの小学生同士の会話を読んでいると自分もこうだったなと、ニヤニヤできたりもする。
常に研究課題を持ち、どんなことでも記録をつけるという癖をつけているアオヤマ君は立派で、記録をつけることをやっと覚えた自分にとって彼の信念は多いに共感できるところがあったり。
自分の子供は、彼のように常に探究心と向上心を持っているような子供に育てたいですな。