遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

家映画 - 大鹿村騒動記

2014年09月28日 | 映画
俳優原田芳雄の遺作として話題になった作品。

評判は高いので、楽しみにしていたが、特に面白いポイントがよく分からなかった。

最後の大歌舞伎が一番の見どころかとは思いますが、漫然と歌舞伎の様子が流れているようで、ドキュメンタリーチックに見えてしまい、なんか締まりが無かったような。

家映画 - ベストキッド

2014年09月27日 | 映画
タイトルは有名だけど、見たことなかった作品。

舞台はアメリカなのかと思ってたので、キッドがいきなり上海に引っ越し驚く。

ジャケットを脱ぐ、着る、スタンドにかける、落とす、拾う、という動作を繰り返すことで、カンフーの基本動作をいつの間にか身につくキッド。

実際の拳法って、やっぱりそういうところから来ているんですかね?

そういわれると、自然な動作から生まれた技はなんとなく強い気もします。


トーナメントでキッドが勝ち進むにつれ、会場の観客たちをすっかり味方につけ、敵を撃破していくのだが、あの会場の雰囲気には違和感を感じずにはいられなかった。

まぁ主役の快進撃なので、仕方がないのだが、先日の世界体操選手権での出来事を思うと、そんなわけねーだろ!と疑ってしまう。


そういえば、キッドが中国に到着したときに現れるアメリカ人少年、いかにも重要人物な感じだったのに、しょっぱなだけだったな。

彼を有効活用しても面白かったと思う。

家映画 - HOME 愛しの座敷わらし

2014年09月21日 | 映画
こちらも東北の田舎を題材にした映画。

東京生活ではすれ違いが続いていた家族が、盛岡の田舎にある古民家に引っ越してくる。

その家に昔からいるとされる座敷わらしとの出会いをきっかけに家族のつながりを取り戻していく、というストーリー。

座敷わらしの登場は控えめで、座敷わらしの不思議な力で人々が幸せになる、というファンタジーな話では無かったのが良かったかな。

あくまで、人と人とのやり取りを通じて、みんなの心が柔らかくなっていくのが、現実的で良かったかと。

主人がまた東京に転勤になった時、家族は常に一つであるべきだから、家族全員で東京に戻るべき、と妻が言うシーン。

子供たちも最初は嫌がったのに、素直に母の説得を受け入れて、全員で東京に戻ることになり、岩手との別れがラストシーン。

とても素晴らしい感動的なシーンなんだけど、単身赴任で頑張るお父さんが多いこの日本で、転勤を家族全員で受け入れている家庭はどれくらいあるんだろう、なんてことが気になった。

それにしても、地方を取り上げた映画は、どうしても東京との比較を題材にしますね。

どの作品も東京は暮らしにくく、地方は暮らしやすいように描かれているが、次は東京を舞台に爽やかに暮らしているホームドラマを探そうかな。


家映画 - ハナばあちゃん!!

2014年09月20日 | 映画
たまたまテレビで見ることができた作品。

映画の舞台である北秋田・大舘地域の町おこしの一環で制作されたそうです。

自分の基準での有名どころな俳優は一人も出ておらず、むしろ一般素人のキャストが多数登場する映画ですが、内容的にはいい映画でした。

タイトルのハナばあちゃんは、冒頭の20分くらいしか登場しません。

ハナばあちゃんは亡くなってしまうからだけども、ハナばあちゃんの人柄が残った人々の心の中に生き続け、人と人とのつながりが続いていく

ハナばあちゃんが主体ではなく、その周囲の人々を主体にしたストーリーがとてもよかったと思います。


東京から来た「所さん」が自分の住んでいる地域のいいところってどこ?と地元民に聞くも、観光地もないし何もない、と答えるやりとりがあります。

その土地が好きで住み続けるのだけど、周辺の環境が当たり前すぎて、いいところが分からない、というのが往々にしてあります。

この映画は、東京や大阪からきた人たちを受け入れながら、いいところに気づいていく、というテーマもあるらしい。

きっと所さんの大舘の取材活動を通して、いいところを見つけていこう、ということかなと思いましたが、いいところがこんなにあったんだ!というようなシーンは無かったような。



喫茶店おだてに集まる人々が、あまりにもあっさりと溶け込めてしまったり、おだてに集結するマスコミのシーンが必要以上に長すぎな感があったりと気になる点はちょいちょ。

が、そんなことは気にせず、素直に見て楽しむべき映画ですね。

読書感想文 - 深夜特急6

2014年09月12日 | 読書
いよいよ最終巻のヨーロッパ編。

どうやってエンディングを迎えるのか。

イタリアから始まり、フランスに入るところまでは予想通り。

ところが、ロンドンが最終目的地なのに、スペインからポルトガルに回るとはどれだけ旅がしたいのやら。

しかし筆者にとっては、旅を続けたいのではなく、終わることが怖い、やめ方がわからない、というのが本当のところ。

無期限でいつまでも旅をしていると、それが当たり前の生活となり、変えたくなくなるんでしょうね。


フランスから南下したところから、この旅の最終ゴール地点が分からなくなる面白さが出てきます。

ポルトガルの西端をエンドとするのか、はたまた貨物船に乗って日本に帰ることになるのか。

そんな予想を楽しみつつ読み進めると、意外にもすぐに通り過ぎそうなパリに戻って長期間滞在したりしている。

筆者の本当に自由な旅に羨ましいと思う反面、自分がこの環境にあった場合の怖さみたいなものを想像する。


ロンドンに着き、いよいよページ的にもエンドを迎えそう。

しかし、深夜特急のラストは、はっきりとしたゴールが無かったのです。

日本にどうやって帰ったのか、はたまたアイスランドに渡ったのか?

読者にヤキモキさせるラストでした。

しかし、これぞ深夜特急らしい、最後まで旅を忘れさせないエンディングだったと思います。


バスが世界の至るところに存在し、バスを通して、各地の文化・人々を知る。

自分には出来ない旅だけど、世界はバスで繋がってるという、バスの凄さを再認識させられました。

読書感想文 - 深夜特急5

2014年09月08日 | 読書
5巻目を読むのに、随分手間取ってしまいました。

一度読んだのですが、この5巻目は、4巻目までと比べ、どうも面白くないのです。

ただ頭に入れなかっただけかと思い、久々に読み直しましたが、やはりあまり面白くない。

4巻目までは、紀行文として各国での出来事や人々の風習・行動が、筆者が楽しんだように、読む側も楽しめていたのだが、この巻はその魅力が感じられない。

トルコ・イスタンブールの街並みやフェリーでアジアとヨーロッパを往復する下りには、旅情を掻き立てられましたが、それくらい。

読み直して分かったのは、それが筆者自身が旅に面白みを感じなくなってしまったから、ということ。

旅は人生と同じで、経験を積むごとにあらゆることへの新鮮さは失われ、よっぽどのことがない限り、興奮をしない。

旅をする意味や目的を失い、漫然と移動を続けてしまっている筆者、というのが5巻でした。

紀行文としては、面白くないのだが、筆者のそのような心情を表している、という点では、その心情が読み手も自然と感じられたことにこの巻の素晴らしさを見出せたと思います。

富士チャレンジ300

2014年09月06日 | 自転車
久々に富士スピードウェイでの自転車レースに参戦しました。

参戦カテゴリは、5時間チームエンデューロ。

まさきち・むねりん・りょーまと組んで一人三周交代といたしました。

コースのレイアウトは覚えていても、斜度だったりホームストレートの長さだったりの感覚がすっかり抜け切っていたので、試走で確認。

交代ルーチンを5周交代×2回で考えていましたが、試走での疲れ具合から3周交代×3回に変更。


三周であればどうにか全力で走れる長さで、中盤まで133チーム中43位となかなかの好位につけておりました。

計9周走って、全てラップタイムは8分台。

皆も大体8分台で、平均的に戦力が整った良いチーム構成でした。


それにしても7分台を出すにはどうしたらよいか。

まず第一コーナーからの長い下り。

ストレートでトレインを組んでコーナーに入ると、トレインにいた人達にすぐ離されてしまう。

コーナーを膨れてるわけでもないと思うので、やはり下りのスピードが遅いのか。

あとはL字コーナーからホームストレートまでの登り。

やはり順位とタイムを稼ぐにはここが肝ですね。

この登りがサクサク登れれば、夢の7分台も出せるんでしょうな。

やはり全てのレースの肝は登坂ですね。


途中メカニックトラブルに見舞われ、最終的に76位となってしまったが、またレースに出てみたいと思える成績が残せました。

チーム成績
4:58:35.768(32周) 76位/133チーム