遊んだらいいじゃない!

平凡なサラリーマンの週末日記や映画鑑賞日記です。自分の活動の備忘録として記事を書いていきます。

【日本百名山登山】四十座目 大山

2015年07月21日 | 登山
法事のついでに、チャリ部長と登山。

節目の40番目のターゲットは、鳥取にある大山。

南光河原から夏山登山道を使って弥山まで。



最高峰の剣ヶ峰は行けるのかしら、とちょっと期待してみたが、現地の案内板はどれを見ても、立入禁止の文字がズラリ並んでいたので、止めた。


大山は、登山道の整備率がスゴイ。

夏山登山道は、ほぼ全ての区間で、木道もしくは階段が整備されている。



ずっと階段ってのは、整備されてても疲れるもの。

六合目くらいから見えるようになる日本海がものすごく美しいので、何度も振り返っては休憩。



八合目あたりから、雲に覆われてしまい、山頂や付近の周回コースでは、周囲が全く見えず。



晴れてれば、きっと絶景が広がってるんだろうなぁ、とボヤキつつ、二時間で登頂。



山頂付近がガヤガヤしてると思ったら、女子中学生の団体がスニーカーで登頂してた。

難易度が低いということなのか、先週の甲斐駒ヶ岳では決して見られない景色であろう。


行者谷コースで下ってみたが、こちらも階段が整備されている。

しかも長くて急な階段。

こちらのコースは、下りに通るのが正解。

大神山神社や大山寺を締めに参拝して、一時間強で無事南光河原に下山。




温泉は、豪円湯院にて。

やはり平日は最高。

露天風呂一人占めなんて、贅沢の極みですわ。


今回でやっと40座登頂。

百名山制覇までまだ60もあるのか。

まだ先は長い。

【日本百名山登山】三十九座目 甲斐駒ヶ岳

2015年07月11日 | 登山
7月の登山は、夏にしかのぼれなさそうな甲斐駒ヶ岳に挑戦。

北沢峠から仙水峠経由で登ってきた。



北沢峠には、バスでしか行けず、行きの時間だけでなく、帰りの時間も気にしないといけない。

朝一のバスに乗れれば、7:15に北沢峠着だが、今日は登山客とバスのバランスが悪く、第1便のバスに乗れなかった。

北沢峠に実際に着いたのは8時前で、予定より45分遅れのスタート。

この遅れが後々大きなダメージとなる。


仙水峠までは、ゆるやかな道でウォーミングアップにぴったり。

爽やかな渓谷を歩き、仙水小屋を過ぎると、ゴロゴロとした岩をつたって進む。



なかなか珍しい登山道で、一緒に登ったメンバーも楽しそう。


仙水峠で甲斐駒ヶ岳の雄姿を確認し、いよいよ本格的な登山道。



駒峰峠まで、なかなか長い登りが続くが、森が太陽を抑えてくれたので、そこまではダメージを受けず。

森を抜けると、仙丈ヶ岳や栗沢山の雄姿と北岳などの南アルプスたちが連なる見事な景色。



駒峰峠に近づくにつれ、中央アルプスや北アルプスも見えるようになる。

駒峰峠までの坂がかなり続いたので、駒峰峠に立っている「六合目」の標識には、ビックリ。

正面にそびえる甲斐駒ヶ岳が、まさにラスボスに見え、一瞬登頂は無理?が頭をよぎる。



そして、駒峰峠到着時点で11時、帰りのバス出発16時が間に合わない予感が頭をよぎる。

ここで、チャリ部長が無念のリタイアで先に下山。

残り4人が甲斐駒ヶ岳山頂を目指し出発。


直登と巻道の分岐は、巻道を選択した。

帰りも巻道コースだったので、直登コースの厳しさは分からなかったが、巻道コースもなかなかの斜度で、道も砂地であるため、楽ではない。



初の登山で無謀な挑戦になってしまったあみちゃん、疲労はとっくにピークを超えていたが、予想外の根性を見せてストイックに登る。



さき・パナのベテラン達もさすがに疲労の色は隠せないが、13時に4人でどうにか登頂。



山頂からは八ヶ岳や諏訪方面の街も見えるようになり、苦労が報われる絶景。



午後になっても雲が出てこなかったのが、本当にラッキー。

13時20分下山開始、帰りのバスまで2時間40分しかない。

急げば間に合うかもしれない、が我々には急ぐ体力が無かったのである。

帰りは駒峰峠までの登り返しが、一番きつい。



駒峰峠を越えれば、後は下るだけだが、結局バスには20分間に合わなかった。

ヘトヘトになって下山しても、帰りの手段はもう無い。

北沢峠にある二つの山小屋も、土曜の夜は満員で、さぁどうするか、と途方に暮れていたところ、こもれび山荘の方に助けていただいて、ベンチで泊まらせていただけることに。

どうにか助かった。

オーナーいわく、甲斐駒ヶ岳は帰りのバスに間に合わない人が多いとのこと。

完全に登山難易度を読み違えており、大きな反省点となった。

最初のバスの遅れが無かったら間に合ってたけどなぁ、と思ったところもあるけど、次回から計画をもっと入念に立てようと思う。

こもれび山荘の皆さんには大変お世話になりました。