トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

思い出.....

2021-03-11 20:40:00 | オートバイ
いつも、この日になると20代の頃、オフロードバイクで走り回った仙台から相馬の松川浦にかけての海辺の景色を思い出す。当時は、パリダカのように砂漠を猛スピードで走り回ることに憧れて、仙台から福島県の相馬市松川浦にかけてオフロードバイクで砂浜を爆走することを、元IA.IBの強者達でもある取引先の主人達と一緒に楽しんだ。しかも仕事で(笑)

波打ち際が、そこそこ路面も締まって走りやすいのだけれど、地曳き網のロープらしきものに引っかかって落車したり、いろいろアクシデントもあったけれど、凄く楽しかった。
閖上の街は、サイクルセンターなるものがあってチョットした街だった。蒲鉾の工場もあった。そこではサイクリング専用コースが有って、その後はトライアスロンイベントもやっていたらしい。
仙台空港あたりの浜辺はとてもスピードが出て、しかもその上スレスレを飛行機が飛んでいる、なんかとても絵になる景色だった。
岩沼で食べた、はらこ飯は思い出に残る味だった。
ゴール松川浦は、とても豊かな漁港であり、その周辺の民宿は信じられないくらいサービスが良かった。
一応、取引先が絡んだ仕事だったので、相馬の取引先に教えてもらった☆☆☆クラスの民宿に電話で予約した時も面白かった。
ワタシ「大切な、取引先と行くので、一人一万円位でやってもらえませんか?」
と電話でたずねたところ...
民宿のおやぢ『そんなんじゃ○✖△?ねぇ!』
と言われ、民宿分際で!そんなに高いのか!!とチョットムッとして
ワタシ「じゃぁ、いくらだったらできるのっ!」と思わず語気を強めて聞いたら
民宿のおやぢ『そんなにもらったら、何出していいかわかんねぇ』
と言われた事を思い出す😂
実際に行ってみたら、一人に御膳は3つ、それとは別に人が乗れそうな船に刺身が舟盛り.......
翌朝も朝から御膳が3つ、鰻の蒲焼き付きだった.......
民宿なのに風呂も2階にあって、松川浦の景色が一望できた。
残念なことに、あまりにも破茶滅茶なことをやりすぎて、この素晴らしい民宿は出禁になってしまったが、
後日、家族でこっそり隣の民宿に泊まったことがある。やっぱり、食べきれない量のサービスは同じだった。

3.11の後、一度女房の実家に帰るときに、通ったことがある。Google MAPでの衛星写真でもチェックしたけれど、その漁村の集落は跡形もなく消え去っていた。

この笹かま工場の跡の周りには、街が存在した.....多くの人々が生活していて、私自身もその街を何度も訪れていた
皆、無事だったのだろうか.....どうすることもできない行き場のない思いに、ただただ祈ることしかできない。