トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

自転車の標識・・・・

2019-03-02 14:55:00 | 自転車事情
 仕事がらみで海外にいく時は、どのように自転車が走れるのが気になるし、機会が有ればできるかぎり走るようにしている。この時は、バイクでなくてラン(ウォーク?)だったけれど・・・

スイスのリゾート、グリンデルワルド。夏の間は登山やハイキング、MTBなどの自転車を思い切り楽しむことができる。
































赤い標識は、自転車のルート、オレンジ色の標識はハイカーのルートと明確に区別されている。それは、グリンデルワルドに限らず、

ツエルマットも同様に、標識のスタイルは統一されている。
ちなみに、これは9月の初めの景色だけれど、標高4000mということはこうゆうことらしいが、
こんな中でも・・・・


こんなツワモノがいるのが、ヨーロッパらしい....
有名な観光地に限らず、多くの場所でこのようなわかり易い標識が整備されている。
それが、自転車のマーケットの下支えになっていることは間違いなく、電動マウンテンのヨーロッパでの人気もうなづける。

かつて、1990年代中盤からMTBのダウンヒルブームが有った。限られた、走行場所に皆が集中して、かつその多くは常設ではないレースの為のコースで、数少ない常設のコースも景色や自然を楽しむ為にはハードルが高い難コースがほとんどだった。より困難なコースを早く走る為の機材が注目され、価格も高くなって移動にも時間と費用がかかり、いつしかそのマーケットはとても小さなニッチになってしまった。

一方ヨーロッパの市場は、相変わらずMTBの人気は冷めることなく続いている。その多くの理由は、観光地に限らず市街地を含めた交通インフラの整備の違いだ。身近な場所に、こんな標識があるエリアがあるだろうか? のんびりまったりアルプスの景観を走りながら楽しむようなコースがあるだろうか?
レースというイベントではなく、そんな環境整備がすすむといいなと思う・・・・・