昨日は、おなじみ古きもの「きむら」へ。 目的は、去年の暮に心惹かれ、「とっておいて!」とおばちゃんに言ったきりそのままにしてしまっていた『壇ノ浦着物』の白黒、いや壇ノ浦なだけに赤白はっきりさせること。・・と言っても、すでに勝負はついていたようなものですが‥。
何はともあれ、この日のキモノ。
着物は『紫オフ』の時にも着ていた紫錦紗。この着物、初めて「きむら」に行ったときに求めたのですが(確か5000円くらい)、まだおばちゃんに着たところを見せていないので、今日はぜひ着て行きたかったのです。
もうひとつの『ぜひ』は水仙柄の帯。今のうちに締めておかないと季節が終わってしまうから大忙しです。これはヤフオク・カヨイコマチさんで3000円くらいでした。
半衿と帯揚は大須骨董市で買ったハギレ(800円くらい)をふたつに切ったもの。安かったけれど出番が多いクリーム色草花柄。帯締めはいただきものの古い三分紐に、帯留めは竹蔵龍さんの『シルクロード』。
最後に、羽織は江口屋さん4000円のアールデコ風。ちょっと春のイメージを出したいと思ってこの色になりました。この日はほんとうにぽかぽか暖かく、2月と言ってももう春だなぁという気候だったので。
さて、「きむら」。到着すると玄関はこんな感じ。
いつもの仲間がすでに到着、華やかにキモノを広げて談義に花を咲かせていました。
そして「葉さーん、こんな着物があったのよーー」と、見せてくれたのがこれ!
「羽織ってみたら?」と言われてさっそく羽織ってみます。あああ、素敵。
とっても肌触りがよく軽い錦紗縮緬、わたしの好きな抹茶色、そして模様はわが名ゆえ惹かれる葉っぱ柄!
「でも高いよー」とおばちゃん。気になるお値段は七万円!だって、とても状態がいいのですもの。シミ・ヨゴレ無し!そして、サイズも、わたしには少し小さいけれどアンティークとしては大きめ。そりゃ仕方ないわなぁ。
七万円‥先日のお誂え訪問着十万円はプラスいろいろがありましたが、これは、これだけ。心、ぐらぐら揺れています。
でもやっぱり、高いいい~。
その後も、薔薇柄のシックな訪問着などいろいろ羽織ってみますが、やっぱりあの葉っぱ柄が目の裏にちらつきます。ああ、悪いもん見ちゃった。
しかし、いよいよ『壇ノ浦』をもう一度出してきてもらって羽織ると‥。
これはこれで『葉っぱ着物』とはぜんぜん違う面白さがあります。これは、笑いが取れる。やっぱりいいわぁ。
みんなにも「こういうのは葉さんしか着られないよねー」と言われ(ほめられているのか微妙な気もするが)、壇ノ浦の合戦いちまんごせんえんみごとに討ち取ったり!という結末となりました。
波の下にも都は候らふぞ‥という柄なので『壇ノ浦』(命名:わたくし)
今日の合戦に加勢してくれたツワモノたちです。
すうざんさん・にっぽんちゃん・白雪ママさん・ぶるちゃん・mayさん。華やかに揃いました。こうやって美しいひと・美しいものと一緒に過ごす時間。実にシアワセな人生のひとこまです。
そのほか、結城紬をいろいろとおばちゃんが出してきて、みんなで賑やかに触ったり羽織ったり。結城もいいなあ。いつか欲しい。大好きな刺繍ごってり帯もいろいろ見せてもらいました。あの川島織物の袋帯も欲しいなあ。
でも今日は壇ノ浦の戦果に深く満足して、帰途についたのでした。とはいえ脳裏には葉っぱ着物の面影が焼きついて離れなくもあったのでした。‥業の深い女です、つくづく。
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そして今日。帰宅してポストを見ましたら、葉書が2枚。履物やさん『松屋』のセールのお知らせ(2月14日~25日)。カヨイコマチさんの『名古屋へまいりましょう』(2月24日・25日)。
ああああ、ホントつくづく、業の深い女です‥‥。
行かなきゃ。
葉さん、ほんとうにこの頃キラキラしてるわ~
わたくしのキラキラは、きっと惑星・衛星の輝きですわ。みなさまの光を受けて輝いているのです。
ほんとうに、華やかでしたねー。実は朝からちょっとブルーだったのですが、一気にブリリアントになりましたわ
でもぉ・・・。『買わない 買えない?』 おまじないと思ってあきらめます。
卒園式用着物を買うまで ヤフオクは封印します。
葉さんにも『背中丼』 やってもらいたい・・・。
いいわぁ、葉さん!
でも『壇ノ浦』着物、とっても素敵ですよ
空気が入ってしばらくは浮いてるのじゃないかなあ。
ご一緒できたら楽しかったね。でも、その場にはいなくても心はひとつ、ハートはワン。輪の中にはいつもいると思っていますわ~。
「きむら」さん、今年から月の前半はずーっと営業ですから、お休みが合った日には『背中丼』ぜひしてさしあげましょおおお~
やっぱり笑いを、ウケを。
関西人の両親を持つわたくしの、血が騒ぐのでしょうか。
さーて、いっぱつめはどういうコーデでいくかなあ~♪
たしか二位の尼殿は、錨かなんかに身を結びつけて入水したようなことを読んだ記憶が。建礼門院は結んでたのが解けちゃったので浮いてしまって、源氏の武者に引き上げられちゃったとか。
入水シーンは美しいけれど‥やっぱり生きている方がいいなあ。
それはわ・た・し
毛が3本ならぬ帯3本(笑)
葉っぱの着物の「背中丼」がご入用のときは
いつでもお声をおかけください(笑)
あれ、本当に似合っていたのにな~
ドンドン丼…
あああ、言わないで~~。
葉っぱ着物、崖っぷちで心が揺れています。揺れるー重いー♪
でも、mayさんのゴーカイな買いっぷりは大好きです。なんか、見てるだけで物欲がちょっと代理満足しちゃうの。また一緒にお買い物行きましょうねー。ドドンがドン!